あの~・・・・社長っ!マキタ・プロ用のインパクトドライバーで、お値段が安いのありますか?
ねーよっ!
社長・・・まだ怒ってるんですか?(汗)
この前、現場でマキタのインパクトドライバー失くしたこと・・・
当り前だろう!
おまえっ!工具を現場に忘れてくる奴があるか?
しかも、いちばん高い奴を・・・
これで、2台目だぞ!
こんかいは、自腹でインパクトドライバー買えよ!
会社の経費で落とさないからな!
すすっすみません!
あれって、いくらしたんでしょうか?
48000円だっ!このタコっ!
よっ48000円?
フルセットで48000円・・・・?しっかし、マキタのインパクトってくそ高いですね!
どうして、そんなに高いんですか?
マキタの工具は、頑丈にできてるからだよ!
マキタのプロ用工具には3つのメリットがある
- 壊れにくい
- バッテリーを共有できる工具がたくさんある
- 種類が豊富にある
どうだっ!まいったか?
※詳しくは「DIY用とプロ用電動工具、ここが違う!」を見てください。
わかりました!
わたしの安月給では、48000円もするインパクトドライバーなんて、とてもじゃないけど買えません。
いちばん、リーズナブルで使いやすいインパクトドライバーを教えてください。
まったく・・・しょうがねえなぁ、これ使っとけ!
こんどは、失くすなよ!
と、いうことでインパクトドライバーを2回も失くしてしまったわたくしがレビューします。
TD146DSHXは、プロ用18Vバッテリーを使用してるインパクトドライバーで安価なタイプ!
マキタのインパクトドライバーは50000円前後が相場!
高いですよねっ!(汗)
プロ用工具の中では、お値段も安く工具をこれから揃えたい方にはおすすめできるタイプです。
このページでTD147DSHX「メリット・デメリット」を解説いたします。
TD146DSHXのデメリット(わるいとこ)
それでは、デメリットから先に触れときます。
お値段を考えると、これくらいで十分かなぁ~と思いますが、一つ目立つ欠点があるインパクトドライバーです。
販売時期から、けっこう経つので仕方ないかもしれませんが、「ビットブレ」が今のモデルと比べると非常に目立ちます。
対策としては、短いビットを使うことでビットブレは解決できると思います。
わたしの経験ですが、65mm以下のビットを使うとビットブレは解消できます。
「ビットブレがある」これは、よく覚えておいてくださいね!
使用時間が短い
TD146DSHXは1,5Ahのバッテリーを使ってるので、連続の使用時間は短くなってます。
ビスやネジを大量に締める方には向いてないので注意してください。
例えば、よく使う木ネジφ4,3mm×65mmを締めると
- 6,0Ahでは320本
- 1,5Ahでは80本
以上の差がでます。
つまり1/4の作業能力しかないということになります。
バッテリーBL1860BとBL1815Nの違い
ところで18Vのバッテリーは、6種類あるのをご存知ですか?
マキタの18Vリチウムイオン電池はつぎのタイプがあります。
Ahとは、バッテリーの容量を示します。
数字が大きいほど容量が多くなります。
表1 | 18V | 14.4V |
---|---|---|
6.0Ah | BL1860B | BL1860B |
5.0Ah | BL1860B | BL1860B |
4.0Ah | BL1860B | BL1860B |
3.0Ah | BL1860B | BL1860B |
2.0Ah | BL1860B | BL1860B |
1.5Ah | BL1860(TD146DSHX)) | BL1860B |
TD146DSHXについてる、BL1815Nは6種類あるなかで、いちばん軽いタイプです。
軽くて使い勝手は良いのですが「使用時間がいちばん短い」といった欠点があります。
急速充電に対応してない「充電器DC18RFとDC18SDの違い」
TD146DSHXの充電器「DC18SD」は急速充電に対応してません。
フラッグシップで採用されてる「DC18RF」と比べると1,5Ahのバッテリーで倍近くの充電時間が必要になります。
充電時間は、短いことに越したことはありませんが、DIYをやる程度であれば、充電時間がながくても、そんなに気にならないです。
ただ、充電容量が大きい6,0AhなんかだとDC18RFが便利です。
充電速度が全然違います。
容量が大きいバッテリーを使う予定の方からするとTD146DSHXについてる充電器「DC18SD」は充電時間がながくて不便です。
TD146DSHXのメリット(いいとこ)
インパクトドライバーは電動工具の基本となる工具です。
理由は、ネジを締付る作業は「日常生活やDIY」で最も多いからです。
「安くて・頑丈なインパクトがほしい」
そんな方にTD146DSHXのおすすめポイントをいくつか紹介します。
- 18Vのバッテリーなので、他の電動工具と共有性が高い
- 本体とバッテリーの重量が軽い
- 18Vのインパクトドライバーで値段が安い
- 機能がシンプルで使いやすい
以上のメリットがあります。
まず、次の章で「マキタの18ユーザーが如何にお得か?」を紹介します。
マキタの18Vユーザーはここがお得
マキタの18Vバッテリーを使うと次のメリットがあります。
- 347モデルの電動工具を使える
- 新機種の電動工具を使うことができる
- 互換バッテリーが使える
以上になります。
マキタユーザー最大のメリットってなんでしょう?
わたしは、1個のバッテリーで347モデルの工具が共有できることだと思ってます。
18Vのバッテリーをもってると「丸ノコ・スライド丸ノコ・サンダー・マルチツール」など、ありとあらゆる工具が使えるんです。
国内、いやっバリエーションの多さは世界一です。
また、マキタは18Vと40Vmaxの電動工具を物凄い勢いで開発してます。
マキタ18Vユーザーは、他の工具メーカーに比べて新機種がでると「ワクワクする」といった楽しみもあるんです。
TD146DSHXは18Vで最軽量
ほとんどの18Vインパクトドライバーは、6Ahのバッテリーを使うと1.5kgくらいの重さになります。
ところが1.5Ahのバッテリーをつけると1.2kgの重さになるので持った感じが全然違います。
初心者や女性にとって本体が軽いということは「使いやすく・疲れにく」といったメリットがあります。
18Vのインパクトドライバーのなかで軽量タイプとなるので週末にDIYを楽しみたい方にはTD146DSHXはおすすめです。
互換バッテリーが使える
あまり、おすすめしませんが18Vのバッテリーをグレードアップしたいときに互換バッテリーを購入すると価格を抑えることができます。
「互換バッテリーってなに?」って方に、かんたんに説明しますね!
平たく言うと正規品でないバッテリーです。
メーカーは、あたりまえですが、純正品を推奨しています。
理由は、
- 火災の危険性がある
- 工具が誤動作・故障をする危険性がある
最後に、メーカーが儲からないからです。
メーカーが儲からないので互換バッテリーをつかうなといってるかといえば、そんでもないんです。
実は、建築現場などにいくと互換バッテリーの使用を禁止してる現場がけっこうあります。
なぜかというと、過去に充電中にバッテリーが燃えて、建築中の建物が全焼したことがあるからです。
リチウムイオン電池は、いちど火がでると水をかけても消火ができません。
たいへん危険なので、互換バッテリーは使わないでください!
と、言いたいとこですが正規品は15000円・互換バッテリーは半分以下の価格で販売されてます。
背に腹は代えられない方もいると思うので、おすすめの互換バッテリーを次の章で紹介します。
互換バッテリーは「Rebuild Store」がおすすめ!
互換バッテリーは、慎重に選んでください。
さきほど、紹介したように事故の危険性が非常に高いまがい物が販売されてます。
1個5000円以下の互換バッテリーは
- そもそも充電できない
- 充電容量が少ない
- 長持ちしない
- 脱着がやりにくい
などの報告が多いので慎重に選んでください。
お値段重視は、あまりおすすめしません。
極端に安いバッテリーは、表記されてる数値がまったくあてにならないので、「安物買いの銭失い」になる可能性大です。
とくに、4番目の脱着がやりにくい互換バッテリーは要注意です。
プラスチックの成型レベルでちゃんとした物が造れないのであれば、電気系統がしっかりしたバッテリーを作れるはずがありません。
1~4にあてはまるようであれば、値段が安くても買わない方が無難です!
では、互換バッテリーは全く使えないんでしょうか?
わたしが、つかってる互換バッテリーで、純正品と比較しても甲乙つけがたいメーカーがあります。
おすすめは、「Rebuild Store」です。
この互換バッテリーは、何年か使ってますが純正品と変わらないパワーと耐久性があります。
ありがちな、
- 使用時間が短い
- 2~3回充電しただけで、動かなくなる
以上の心配がありません。
また、保証期間も1年設けてるので安心して使えます。
\過電流、過充電、過放電の心配がない/
プロ用インパクトドライバーが30000円以下で買える!
プロ用インパクトドライバーの最新モデルは「TD172DRGX」になります。
ネット通販などで調べると「4,5000円~50,000円」くらいが相場です。
ちょっと、高いですよね!
冒頭で説明してますが、バッテリー容量を抑えることと急速充電器を使ってないことで価格を抑えています。
また、打撃モードなどの機能を省くことでも価格が安くなってます。
正直いうとDIYで使うのに、そんな高機能は必要ありません。
建築関係のお仕事をしてる方じゃない限り「テクスやボルトモード」なるものは使わないと思います。
TD146DSHXとMTD002DSXどっちがいいのか?
もし、このページを見てる人で「DIY用MTD002DSXとプロ用TD149DSHX」迷ってる方がいたらTD149DSHXを選んでください。
プロ用の電動工具は、作業用の工具だけでなくアウトドア・園芸で使えるアイテムもたくさん出てます。
家庭で使う掃除機も、マキタから素晴らしい商品がたくさん出てます。
いざというときに、マキタのLEDライトを用意しとくと災害があったときもメチャクチャ使えます。
8000円くらいの金額差であれば、アウトドア・園芸・防災用品と共有できる「プロ用インパクトドライバー・TD146DSHX」が絶対いいです。
TD146とMTD002DSXの比較をするのに表を用意しました。
スペックをみても、やっぱりTD146DSHXが少しの差ですが良いと思います。
TD149DSHX | MTD002DSX | |
---|---|---|
最大トルク | 160N・m | 155N・m |
回転数 | 0~2300(回転/分) | 0~2500(回転/分) |
打撃数 | 0~3200(回/分) | 0~3000(回/分) |
本体寸法 | 138×79 ×222 mm(長さ×幅×高さ) | 143×82×227mm(長さ×幅×高さ) |
重量 | 1,3kg | 1,3kg |
充電時間 | DC18RE使用 22分 | DC18SG使用 35分 |
セット価格 | 29569円 | 21806円 |
バッテリ価格 | BL1820B 9980円 | BL1815G 7100円 |
最安を探す | TD146DSHX | MTD002DSX |
\プロ用の入門編インパクトドライバーTD146DSHX/
TD146DSHXは、プロ用の入門工具として最適
「インパクトドライバー以外は必要ない」って方はプロ用工具は当然必要ありません。
プロ用工具の最大のメリットは、バッテリーを「丸ノコ・サンダー・レシプロソーマルチツール」など他の工具と共有できることです。
TD146DSHXを買う予定の方は、これからマキタの電動工具を揃えていく方に限ります。
BL1815Nのバッテリーは18Vであれば、どんな工具でも使うことができます。
充電式工具の入門編としてTD146DSHXはお値段が安く最適なインパクトドライバーですよ!
まとめ
こんかいは、TD146DSHXを紹介しました。
正直、あまり褒めるとこのないインパクトドライバーでレビューするのに悪戦苦闘した次第です。
値段が安いというだけで、これと言ってアピールすることがないインパクトドライバーです。
逆に言えば「シンプルで、初心者でも使いやすい」ということになります。
TD146DSHXについてる1,5Ahのバッテリーは、個人的に気に入ってます。
初心者のかたで、これからマキタの工具を試しに使ってみたいって方は入り口としていいんじゃないでしょうか?
マキタは、工具だけではなく、掃除機・扇風機・コーヒーメーカー・冷蔵庫など18Vのバッテリーをもってると共有性が非常に高くなります。
プロ用の工具、お値段は高くなりますが損はないです。
もう二度と、インパクトドライバーを現場に忘れてこないように気を付けます。
社長に、「二度あることは三度ある」と言われてますが・・・
TD146DSHXインパクトドライバーを使いこなせるよう頑張ります。
あっ!初心者のかたでインパクトドライバーの練習方法を紹介してます。
わたしみたいな、ドンくさいオッサンでも、けっこう上達しました。
あわせてみてください!