
動画やインターネットの発達でDIYを親切に教えてくれるサイトが増えてきました。
大工一筋50年の「大工の正やん」ってチャンネル知ってますか?
本物の大工さんが、初心者でも「優しく・わかりやすく」youtubeで情報を発信してくれています。
このような動画を見てると、簡単な棚やテーブルなど自分で作ってみたいなと思う方も多いのではないでしょうか?
やはり、木で作った自作のテーブルなどは上手くできると満足度も違います。
しかし、いざ工具を買おうと思ってホームセンターやネットをみると、たくさんの電動工具に圧倒されますよね?
ここでは、【DIY初心者が最初に揃える電動工具】インパクトドライバを選ぶポイントをいくつか解説いたします。
初心者が最初に買うのはインパクトドライバ
結論から申し上げると
木工工作はもちろん、引っ越し・新築で電器器具の取付けやカーテンレールなどの取付けに必ず必要な工具になります。
これ1台あれば、ネジの締付け・穴あけ・研磨をこなすことができます!
インパクトドライバはDIYの基本
どうして最初に揃える電動工具がインパクトドライバなのでしょうか?
インパクトドライバは先端のビット交換するとネジ・ボルトの脱着だけでなく研磨などができます。
ドリルビットを使うと、木材に穴をあけたりすることが出来るので、はじめて工具を購入する場合は用途の多いインパクトドライバをおすすめします。

インパクトドライバでアタッチメントを交換するとボルトの開け閉めもできます。
用途としてインパクトレンチの代わりにもなりますが少しパワー不足です。
詳しくは、「インパクトドライバとインパクトレンチの違いは?」を見てください。
ネットかホームセンターのどちらで買うか?
工具を買うにはホームセンターとネットでの購入がほとんどだと思います。
価格は5000円〜15,000円前後で販売されてます。
作業量が少ない場合は、これくらいの金額を出せばソコソコの工具が購入できます。
「ホムセン、ネット」それぞれのメリットをご紹介します。
ホームセンターで工具を買うメリット

最初に電動工具買うにはホームセンターかインターネットで買う場合が多いと思います。
ホームセンターで電動工具を買う場合のメリットは実際に電動工具に触れることが出来ることです。
ネット販売よりも少しお値段は高めですが、
- 買って直ぐにつかえること、
- 工具を手にもって重さや感触を確かめることができる
- 故障の際はレシートを持っていけば、すぐ修理・交換に応じてくれる
ということがホームセンターのメリットです。
また、工具売り場に力をいれてるホームセンターも多いので、くわしい店員さんがいる場合は、しっかりと工具の事を尋ねてみるのもいいと思います。
※ホムセンによりますが電動工具の種類が少ない場合があります
ネット販売で電動工具を買うメリット
インターネット通販で電動工具を買うメリットは、品数が多く
同じ商品でも2・3割安い場合があるので、アマゾン・楽天・yahooショッピングと価格を比較することをおすすめします。
【ハイコーキ DIY用 FWH12DAL 最初は安価なタイプを選ぶ】
ハイコーキFWH12DALは10.8V/最大締付トルク110N・mとなります。
重さも1.1kgと軽く充電時間も22分で完了!女性でも安心して使えるおすすめの機種です。
【マキタ DIY用 M695はプロ用にも引けを取らない 】
マキタのM565DSは最大締付トルク130N・mとなります。
重さも1.3kg 締付能力も比較的高く木材のビス打ちにも最適です。
【アイリスオーヤマ JID80は安心の国内メーカーで安い!】
家電製品で有名なアイリスオーヤマからはJID80をおススメします。
とにかく、安くて丈夫なインパクトドライバだけ欲しいという方に、おすすめ!
重さも800gと超軽量 最大トルクは80N・mと少し劣りますが安心の国内メーカーです
目的にあったインパクトドライバを選ぶ!
DIYで使う電動工具は、ホムセンやネットで販売してるDIY用工具で十分です。
スペックよりも用途にあったインパクトドライバを選んでください。
インパクトドライバの用途とスペックの一覧
タイプ別 | 用途 | |
---|---|---|
10N・m以下 | ペン型ドライバドリル | インパクト機能なし・クラッチ機能が付いてるので精密な締め付けが可能 |
30~100N・m | ソフトインパクトドライバ
ペン型インパクトドライバ |
低騒音タイプ 住宅密集地の現場でよく使われる。
ペン型は軽作業向き |
100~130N・m | ピストル型インパクトドライバ | DIYモデルが多い 100N・mを超えると木工作業などで十分使える
サブ機としての重要も多いタイプ |
~150N・m | ピストル型インパクトドライバ | DIYメインのインパクトドライバとして使うことも可能
プロがサブとして使うタイプ 長いビス・ボルトなどをしめることができる。 タイヤ交換でつかうこともできる 高負荷な作業がこなせるトルク |
~220N・m | ピストル型インパクトドライバ | プロ向けのタイプほとんどの用途で使うことができる
高性能なタイプが多い |
上の表にあるトルクに注目してください!
トルクが100N・m以上あれば木工作業で十分使えます。
むりに、プロ用の工具を揃える必要はありません。
初心者おすすめのタイプ別インパクトドライバを別ページで紹介してます。
あわせてみてください!
コードレスタイプとコードタイプどちらを選ぶ?
「コードレスタイプ、コードタイプ」電動工具は2種類があります。
最近は、コードレスタイプが主流となっています。
ネジを締める作業は、非常に移動が多くコードがあると移動の範囲が制限されてしまいます。
本格的にDIYに挑戦したいならプロ用工具を選択する
もし、これからDIYを本格的に始めたいと思ってる方は、プロ用の充電式インパクトドライバを購入することも選択肢に入れてください。
プロ用のインパクトドライバで使うバッテリは、他の電動工具と共有ができます。
プロ用工具は、電圧が一緒であればバッテリの使いまわしができます。
DIY用は慣れてくるとパワーと機能面で物足りなく感じてしまいます。
ところで、ホムセンにいくと同じメーカーの工具でもお値段が随分違うと感じたことはありませんか?
実は電動工具にはDIY用とプロ用があるのです。
その違いって何でしょうか?
詳しくは「DIY用とプロ用工具ここが違う!」を読んでください。
コードレスタイプとコードタイプどちらを選ぶ?
プロ用インパクトドライバはマキタ・ハイコーキの充電式18Vがおすすめ!
プロ用のインパクトドライバになると色々な種類がありますが、先ほど申し上げました通り「丸ノコ・ジグソー」などを揃えたい方はプロ用18Vがおすすめです。
マキタ・ハイコーキともに18Vは種類も多くメーカーも力を入れています。
つまり、18Vの充電式インパクトドライバを買うと約300種類の充電式電動工具が使いまわしできます。
14.4Vも147モデルあるので悪くはないのですが、主流は18Vです。
これから、たくさんの工具を揃えたい方は18Vをおすすめします。
【マキタ プロ用 TD157DRGXは軽量スリム 】
マキタのTD157DRGXは私自身も愛用しています。
造作作業に適したインパクトで先端が少しスリムになっています。
トルク140N・mとなりますので少し馬力が落ちますが、木工作業で不満を感じたことはありません。
重さも1.4kgと軽く、これからマキタの電動工具を揃えていきたい方にはおすすめの商品です。
TD157DRGXは、いいインパクトドライバですが、どうせならTD172DRGXをおすすめします。
別ページでTD157DRGXとTD172DRGXを比べたレビューを書いてます。
あわせてみてください!
【マキタ プロ用 TD172DRGXは18Vのフラッグシップモデル 】
マキタのTD172DRGXはマキタのインパクトドライバ最高峰モデルとなります。
どうせ買うなら一番いい物が欲しいという方も少なからずいると思います。
そんな方には18Vシリーズで最高峰モデルを購入することをおすすめします。
別ページで、TD172DRGXをレビューしてます。
18Vの工具は、やっぱりマキタがいちばんです。
デメリットも、辛口でしっかりレビューしてますのであわせてみてください!
【ハイコーキ プロ用 WH 18DDL2は36Vシリーズと共有もできる】
ハイコーキWH18DDL2は最大トルク177N・mのハイパワーあらゆる作業に使うことができます。
初心者の方で電動工具を揃えたい方はハイコーキがおすすめ!
「メーカー選びは意外と重要」の次項目で詳しく説明します。
メーカー選びは意外と重要!
最初に買う電動工具は決まりました!
では、次にだいじなメーカー選びです。ここが意外に重要になってきます。
電動工具は、「最初に選んだメーカーを使い続ける」ことになりますので、じっくりと考えて選択してください。
なぜ「最初に選んだメーカーを使い続ける」ことになるのでしょうか?
【答えは、バッテリーにあります】
バッテリーは、同一メーカーの電動工具でしか使用できません。
ハイコーキのバッテリーはマキタの電動工具では使えません。
同じくマキタのバッテリーはハイコーキの電動工具で使うことが出来ないということです。
バッテリと電動工具本体が同一メーカーであれば使いまわしができます。
つまり、バッテリーを一つ購入すると電圧が一緒であれば、バッテリーの使いまわしできるのです。
マキタもIP56といった高耐久使用のバッテリを出していますが、正直プロ向きでDIYのユーザー様には必要ないと思っています。
木工工作でおすすめの電動工具は、はじめて購入するのであれば「ずばりハイコーキです!」
新米の私に社長が、以前こんなことを言ってました。
社長も、マキタの電動工具を1台も持ってなければハイコーキにするそうです。
その理由は、やはりバッテリーだそうです。
ハイコーキの「36Vマルチバッテリー」が使えるとのことです。
電動工具メーカーはたくさんある

電動工具メーカーはたくさんあります。
国内だけでもマキタ・ハイコーキ・リョウビ・パナソニックなどがあります。
とくにおすすめなのは、マキタとハイコーキになります。
理由は、マキタ・ハイコーキともに同じ電圧のバッテリであれば共有できる電動工具が他社に比べると圧倒的に多いからです。
パナソニックも素晴らしい工具を出してますが、どちらかというと電装関係(電気屋さん向けの工具となります)の職人さんに人気のあるメーカーです。
中古か新品か?初心者は新品をネット通販で買おう!
電動工具は高価な商品があるので安く買おうと思ったら中古品という選択肢もあります。
が、一つ気を付けたいことがあります。
写真でみると使用年数が浅くて程度のよさそうな電動工具があったとします。
しかし、バッテリーがもともと使っているバッテリではなく使用回数の多い使い古されたバッテリーに交換されてることがよくあります。
また、マキタの18Vバッテリーには旧型・新型があります。
中古品は旧型バッテリーが多くなるので確認して購入しましょう!
バッテリーは使用回数が外からわからないので極端に使用回数の多いバッテリは直ぐに交換をしなければなりません。
バッテリーには寿命がある為です。
工具選びで失敗したときは?
もし、大事な電動工具を購入して、失敗した!!と思った時は皆様どうされますか?
一度でも開封したり、使用してしまったりすると、返品できない可能性が高いです。
特に高額な電動工具だった場合は、私は目の前が真っ暗になり、立ちくらみを起こします。
そんな時は、是非!!当社に見積もり依頼をお願いいたします。
スピード査定をいたします。
※使いこんでる品や、故障品等は買取できない場合があります。
返品ができずにお困りのお客様、まずはお気軽に当社に御連絡を下さい。
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まとめ
いかがでしたか?最初に買う電動工具は「ズバリ!インパクトドライバ」を買ってください。
日曜大工を楽しみたい方はインパクトドライバの他にも丸ノコなど色々揃えていくことになると思います。
これから、工具を揃える予定の方は、メーカー選びも大事ですよ!
私事ですが、最初は見た目や色デザインで購入を決めるのもアリではないかと思います。
正直、日本の工具に関しては価格帯が一緒くらいのものだと、どれを使用しても遜色ありません。
用途を理解しないでスペックを間違わなければ買って損したと思うことは、まずないと思います。
少しのお時間勉強すればユーザー様にピッタリな電動工具が必ず見つかりますよ!