
「丸ノコ・サンダー・インパクトドライバ」どうしても揃えておきたい【DIY必須の電動工具】です!
丸ノコがあれば、材料を短時間でキレイにカットできるので、ワンランク上のDIYを楽しめます。
- 卓上式
- 手持ち式
- テーブルソー
おおまかな分けると3タイプ、値段もピンキリです。
どれを選べばいいのか初心者には少し分かりにくい工具です。
たくさんある丸ノコの中から、自分に合ったものを探すのって、けっこう大変ですよね?
こんかいは、初心者の方にわかりやすく、
- 丸ノコの種類
- 丸ノコの用途
- 丸ノコの選び方
を詳しく解説します。
あわせて、おすすめの丸ノコを10台厳選して紹介しますので、最後までお付き合いください!
※テーブルソーは、別ページで後日紹介します。
この記事を書いてる人
代表者:工具・キャンプ用品マニアの甲斐田です!
こんにちは、わたしは中古の電動工具を扱ってる株式会社アトラスの社長です。レビューしてる電動工具は、最低でも1週間~数か月使った私物のみを紹介してます。
新商品は、どうしても紹介する時期が遅くなりがちですが、仕事で繰り返し使ってるので「メリット・デメリットを詳しくレビューできる」かと思います。
また、メーカーからの商品提供を一切受けていないので、遠慮なく批判してる商品もあります。
まとめ記事も、なんどか使ってる商品ばかりです。中古の工具を買取してるので、売って頂いたお客様から、今まで使っていて「よかった点・悪かった点」を詳しくヒアリングしています。
仕入れた電動工具は、整備をしながら繰り返しテストしてるので、参考になると思います。
動画で失敗しない丸ノコを厳選して紹介
このブログで取り上げてる丸ノコを動画で解説してます。
初心者の方は、動画を見てください。
ズバリ、5機種がおすすめです。
DIY用丸ノコ「マキタM565」
DIY用スライド丸ノコ「ハイコーキFC7FSB」
プロ用丸ノコ「マキタHS474DZ」
プロ用スライド丸ノコ「ハイコーキC6RSHD・マキタLS610DZ」
丸ノコとは?

丸ノコは、電動のこぎりの部類に入ります。
電動のこぎりの種類は
- 丸ノコ
- レシプロソー
- ジグソー
などがあります。
丸ノコは、モーターで刃を回転させ材料をカットする電動工具です。
木工用を一般的に「丸ノコ」と呼びます。
丸ノコの種類

丸ノコは大きく分類すると「手持ち式・卓上式・テーブルソー」の3種類になります。
手持ち式は「読んで字の如く」手に持って作業するタイプ。
卓上式の丸ノコは「卓上スライド丸ノコ」「卓上丸ノコ」と呼ばれています。
つまりテーブルや作業台に固定して使うタイプです。
更に細かく分けると
- 電源式100Vコードタイプ
- 充電式 コードレスタイプ
「電池切れの心配がないコード式」と「持ち出しが可能で、場所を選ばないコードレス式」の2タイプになります。
丸ノコで切断できる材料
丸ノコは、チップソー(替え刃)を交換すると
- 木材全般
- 石こうボード
- サイディング
などの材料を切断することができます。
丸ノコの特徴
丸ノコは、4つの優れた点があります。
- 切断面が他の電動工具よりもキレイに仕上がる
- 切断するスピードが他の電動工具に比べると速い
- 材料を真っすぐに切ることができる
- 角度切ができる
仕上がり、正確な切断、切断スピードは「レシプロソー・ジグソー」より優れてます。
デメリットは、曲線のカットができないことです。
ややこしい丸ノコ
丸ノコは切断する材料やサイズによって、タイプを選択することになります。
ここが丸ノコの「ややこしい」とこです。
木工用の丸ノコで、石こうボードを切断できますが、粉じんが大量に出るので集じん丸ノコを使うことになります。
それぞれの材料や用途によって、丸ノコの種類があるので、下の枠内を参考にしてください。
卓上丸ノコ・スライド丸ノコ | 精密な切断や角度切りをするときに使う |
---|---|
手持ち丸ノコ | 長物の木材を切断するのに使う |
チップソーカッター | 超硬チップを装着して金属や非鉄金属を切断する |
集じん丸ノコ | 石膏ボード・サイディングなどを切るときに使う |
丸ノコを選ぶポイント

ここから、丸ノコを選ぶポイントを解説します。
- 切断する材料のサイズ
- お値段
- 安全面
- 精度
- 仕事量と操作性
- メーカーで選ぶ
以上の6つのポイントで丸ノコを選びます。
ここで、丸ノコを3タイプに分けて一覧にしました。
丸ノコ | 卓上丸ノコ | 卓上スライド丸ノコ | |
軽さ / 持ち運び | ○ | ✖ | △ |
大きさ | ○ | △ | ✖~△ |
安全性 / 安心度 | △ | 〇 | 〇 |
精度 | △ | 〇 | 〇 |
短い寸法カット | 〇 | 〇 | 〇 |
長い寸法カット | 〇 | ✖ | △ |
作業効率 | ○ | 〇 | 〇 |
値段 | 10,000円〜 | 25,000円~ | 25,000円~ |
初心者の扱い易さ | △ | 〇 | 〇 |
それぞれ、得意・不得意なことがあるので、条件にあった丸ノコを選んでください。
大前提として、長物をカットする予定の方は丸ノコを選んでください。
卓上丸ノコ・スライド丸ノコは、長物をカットすることが出来ません。
詳しくは「初心者おすすめ!精度抜群のスライド丸ノコ7選【DIY用・プロ用】」を参考にしてください!
ステップ1:切る材料のサイズから丸ノコを選ぶ

手持ち式は、「何センチの材料を切りたいのか?」で決まってきます。
材料のサイズに応じてノコ刃の径(チップソーのサイズ)を選択してください。
おすすめは「125mm~165mm」のサイズです。
理由は、種類が多く扱いやすいからです。
丸ノコのサイズと最大切り込み深さを一覧にしました。
刃のサイズ | 85mm | 125mm | 147mm | 165mm | 190mm |
---|---|---|---|---|---|
通常モデル | 25.5mm | 37mm | 47mm | 56mm | 69mm |
深切りモデル | – | 46mm | 57mm | 66mm | – |
上の表を参考にして、これからカットする材料が数値の範囲内に収まっているかを確認します。

上の写真は一辺が90mmの角材です。
125mmの深切り丸ノコであれば、上下にノコ刃を入れるとカットすことができます。
もっと一辺が大きな角材(例えば105mmの角材)は上下に刃を入れても切ることができません。
つまり、147mm以上の深切りタイプを選ぶことになります。
この辺は、注意してくださいね!
スライド丸ノコのサイズ選定は別ページで解説してます。
あわせてみてください。
ステップ2:お値段で選ぶ「お値段重視ならDIY用がおすすめ」
- プロ用の丸ノコは予算的に厳しい
- 月に1度しか使わない
- 少しの木材しか切らない
以上の条件の方は、DIY用の丸ノコがおすすめです。
ただし、DIY用の丸ノコは、5000円以下のタイプはおすすめしません。
理由は、ベース部分が鉄製となってるからです。
鉄製のベースは、サビや衝撃に弱く直ぐに曲がってしまいます。
精度に影響が出るので、サビ・衝撃に強いアルミベースの丸ノコを選んでください。

社長っ!ちょっと質問していいですか?

なんだよ?

あ・・・いや・・DIYとプロ用って、どこが違うんですか?
DIY用は、すぐ壊れるって社長はおっしゃってましたが・・・

そんなことはないよ!
無理な使い方をしなければDIY用で十分だよ!
ただ、あんまり安いのは買わない方がいいよね!
具体的に5000円を切るような丸ノコは、ちょっと慎重になった方がいいかもね。

それから、プロ用とDIY用の違いは・・・
- 精度
- 性能
- 耐久性
この3つだ!
上位クラスの丸ノコになると安全面も、しっかりしてる。
逆に、DIY用の丸ノコは必要最低限の機能しかついてないんだよ。
無理な使い方をしてるとモーターが止まったり、焼けてしまうことがあるから極端に安い丸ノコはおすすめしない。

切れ味がわるいってことはないんですか?

それは無い!大丈夫だよ。
DIY用の丸ノコは、最初についてるチップソーが切れないだけ!
きれないチップソーが付いてたら、交換するとほとんど解決するよ!
DIY用の丸ノコは、M565・FC6MA3の2択
DIY用おすすめの丸ノコ2機種「マキタ・ハイコーキ」を紹介します。
実績があり、もっとも評価が高い丸ノコです。
わたしも以前5000円前後の丸ノコをホームセンターで購入したことがありますが、半年で、別の丸ノコを購入することになりました。
「安物買いの銭失い」とはこのことです。
それでは、コスパが良くて評価が高いDIY用の丸ノコを2機種ピックアップします。
マキタ 165mmコード式 丸ノコ M565
マキタM565は、プロ用の丸ノコと比べて「切れ味、切断スピード」は引けを取りません。
標準で付いてるチップソーも切れ味が良く切断面もキレイに仕上がります。
アルミベースは、滑りがよくてスムーズなカットができます。
木工作業を本格的にやりたい方にもおすすめできるDIY丸ノコです。
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ハイコーキ 165mm コード式丸ノコ FC6MA3
ハイコーキDIY用のモデルになります。
仕事柄、数多くの丸ノコを使っていますが、ハイコーキのFC3MA6はマキタのM565と比べても遜色のない機種です。
集じんダクトが付いてるので、アダプターを付けるとおが屑を回収することができます。
お値段も安くAmazonでは、ベストセラーの丸ノコです。
刃の角度を調整するネジが、一か所しか付いてないので、ベース部分が少しグラグラするデメリットがあります。
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別ページで、M565とFC6MA3をレビューしてます!
あわせてみてください。
ステップ:3 安全面で丸ノコを選ぶ

安全面にこだわりたいのなら、キックバック軽減機能の付いた、プロ用の丸ノコがおすすめです。
お値段より、安全面を重視したい方は、キックバック軽減機能が付いたタイプを選んでください。
ハイコーキ 165mm コード式丸ノコ C6MEY
ハイコーキのC6MEYは165mmのコード式になりますが、キックバック軽減機能付きのタイプです。
100Vコード式なのでパワーもあり電池切れの心配がありません。
充電式よりも重量が軽く、お値段も安いメリットがあります。
C6MEYは、フラッグシップモデル「C3606DA充電式36V」がコード式になった丸ノコです。
コード式なので、作業範囲を制限されるデメリットがあります。
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ハイコーキ C3605DC

C3605DCもキックバック軽減機能が搭載されています。
「刃径147mmのタイプ」ミドルクラスの充電式丸ノコです。
165mmの丸ノコが、少し重いと感じる方におすすめします。
使いやすく、モーター音が静かなのが特徴です。
住宅地に住んでる方は、騒音が気になる場合もあると思います。
かなり、静かですよ!(^^♪
デメリットは、147mmチップソーの種類が少ないことです。
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ハイコーキ C 5MEY(SK)

ハイコーキの125mmコード式丸ノコ「C 5MEY」
クラス最速7000回転/分で高速切断ができます。
※従来機の約1.2倍スピードアップ
回転数のアップで切断面がキレイに仕上がります。
コード式・125mmタイプのため、重量も軽く取り扱いが楽になります。
デメリットは、コード式なので100Vの電源がないと使うことができません。
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ステップ:4 精度で選ぶ「精度で選ぶならスライド丸ノコ」
- 材料を同じサイズに切りたい
- たくさんの材料を正確に切りたい
そんな方には、卓上式丸ノコをおすすめします。
卓上丸ノコは、たくさんの材料を正確かつ効率よく切ることができます。
とことん精度にこだわりたいのであれば「卓上丸ノコ一択」になります。
- 値段が高い
- 決まった規格の木材しか切れない
- 移動に向いてない
以上のデメリットがあります。
しかし、スキルがなくてもプロ並みのカットができます。
線を引いて、すぐにセットして切る!
スライド丸ノコの方が使いやすく、しかも安全です。
- 長物を切る予定がない
- キックバックが怖い
以上の方は卓上丸ノコ・スライド丸ノコが向いています。
RYOBIの スライド丸ノコ TSS-192
RYOBIのTSS-192は、レーザーマーカー付きのスライド丸ノコです。
レーザーマーカーがあると墨線にレーザをあて瞬時に切断することができます。
レーザーマーカーは、すごく便利な機能なので初心者の方にも自信をもっておすすめできるスライド丸ノコです。
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別ページで、初心者おすすめスライド丸ノコを7機種に絞って紹介しています。
ハイコーキ スライド丸ノコ FC7FSB DIY用
DIYモデルでいちばん人気のあるFC7FSBです。
スライド丸ノコはハイコーキと言われるだけあって精度は文句なし!
デメリットは、溝加工をするときにストッパーとなるボルトの調整が面倒なことです。
ハイコーキのスライド丸ノコは買ってすぐに木材をカットしてみると分かりますが、初期設定がバッチリです。
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マキタ スライド丸ノコ LS610DZ
マキタの18Vバッテリをお持ちの方は、こちらがおすすめ!
スライド丸ノコの弱点でもある移動も簡単にできます。
重量は、わずか10.2kgの超軽量タイプ!
機能・精度は文句なしです。
これから本格的にDIYをはじめたい方には買って損はありません。
複雑な加工もプロ並みにできてしまいます。
- 墨線レーザー付。傾斜角度大型固定レバー。ブラシレスモータ。自動変速。無線連動対応(ワイヤレスユニット別売)
- 外径: 165㎜
- 刃数: 48
- 鋸身厚: 1.0mm
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ステップ5:仕事量と操作性で選ぶ
「スピード・操作性」を追求したい方は、36V以上の丸ノコがおすすめです。
プロの大工さん・仕事で丸ノコを使う方に向いてるタイプになります。
初心者の方に、おすすめできないのですが「プロ用は中古品で高く売却できる」メリットがあります。
良品は、新品の3割前後で引き取ってもらえるので、あえて上位モデルを選ぶのもアリです。
マキタ・ハイコーキは、市場価値があるので売却するときに買取業者・ネットオークションを上手く活用してください。
中古品で、もっとも人気がある丸ノコをピックアップします。
マキタ HS008GRDX 125mm
40Vmax充電式丸ノコ HS008GRDX
非常に人気のある丸ノコです。
コンパクトで、操作性も抜群!
材料を軽い力でカットすることが出来るので、たくさんの大工さんが使ってる丸ノコです。
本体・充電器・バッテリー×2個・システムケースセットはAmazonで64,000円と高額ですが、中古で売却するとビックリするほどの値段が付きます。
ステップ6:メーカーで選ぶ
プロ用の丸ノコも、マキタとハイコーキの2大メーカーがおすすめです。
マキタ・ハイコーキユーザーになると、たくさんのメリットがあります。
- 共通のバッテリーをもってると比較的安く本体を購入できる
- 耐久性がたかく壊れにくい
- 商品開発のサイクルがはやいので新商品がたくさん販売される
- 共有性が高いのでバッテリーを持ってると、たくさんの工具で流用できる
- 修理の対応がはやい
- ホームセンター・ネット通販など取り扱い店が多い
- 使ってるユーザーが多いので、レビューを参考に購入できる
など、メリットを挙げるとキリがありません。
カタログを数えるとマキタは約38機種・ハイコーキは約37機種の丸ノコがあります。
種類が豊富なので体形・年齢・性別・用途にあった丸ノコを選べるのは、マキタ・ハイコーキユーザーの特権です。
両メーカーは、18Vと14.4Vのラインナップも充実してるので、その中から4機種ピックアップします。
マキタ 125mm 丸ノコ HS474DRGX 18Vバッテリ式
軽くて、ある程度パワーもある18Vの丸ノコで、おすすめなのはHS474DRGXです。
鮫肌のチップソーが標準で付いているので、どんな材料でも楽にカットできます。
100Vのコード式や36Vタイプに比べるとパワーは落ちますが、とにかく使いやすく丸ノコで作業することが楽しくなる1台です。
- 標準付属品:鮫肌チップソー付/バッテリ・充電器・ケース別売
- 本機寸法:長さ256×幅183×高さ246mm。質量:2.7kg(バッテリ含む)
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- Amazon 参考価格:税込28,000円
別ページでHS474DZをレビューしてます。
じっさい、使ってるので参考になるとおもいます!
あわせてみてくださいね!
ハイコーキ 125mm 丸ノコ C18DBL 18Vバッテリ式
ハイコーキのC18DBL(LXPK)です。
マキタのHS474DRGXと、ほぼ同じスペックになります。
ハイコーキの優れている点は、18Vの丸ノコにもキックバック軽減機能が付いている点です。
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初心者は、マキタ14.4Vの丸ノコがオススメ!
18Vの登場によってプロの方は、14.4Vの購入はしなくなっています。
理由は、
- パワー不足で作業の効率が悪い
- 共有できる工具の数が18Vに比べると少ない
などが挙げられます。
しかし、14.4V丸ノコは、価格も若干安く、機能面も充実しています。
DIY 初心者の方は、パワーがない方がゆっくり作業ができるので使いやすいメリットがあります。
共有できる工具が18Vに比べると少ないのですが、マキタの14.4Vは144モデルあるので、どちらを選んでも失敗はありません。
これから、バッテリー式を揃えたいという方はマキタの14.4Vでも十分です。
パワーのある工具が欲しくなった場合、18Vバッテリーを新たに購入しなければいけないデメリットもあります。
どうしてもパワーがある工具が必要になったら、100Vコード式の電動工具を買えばいいのです。
makita 125mm 丸ノコ HS472DRG 14.4Vバッテリー式
マキタのHS472DRGです。
軽量で使いやすく、チップソーもマキタで一番切れる「鮫肌」が標準で付いています。
DIY初心者でも扱いやすく、最大切り込み深さは47mmとなります。
ブロア・集塵機にも接続ができます。
- 高品質アルミサブベース。精度と剛性を追求。小型、軽量ボディ。際切り機能付(アルミベース取り外し時)
- 1充電あたりの作業量(目安/BL1460B使用時):約280本(2×10材・厚さ38×幅235mm)。14.4V、スライド式Li-ionバッテリ仕様
- ノコ刃寸法:外径125mm、内径20mm、チップソー:鮫肌プレミアムホワイトチップソー付
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- Amazon参考価格:税込45,874円
makita 充電式丸ノコ HS470DGS 14.4Vバッテリ式
HS470DGSは、HS472の旧型となります。
機能はHS472と、ほぼ一緒です。
お値段も若干安くなるので、こちらもおすすめです。
- AC機に匹敵する切断感&圧倒的作業量
- ハイパワーブラシレスモータ搭載
- 最大切込み深さ47mm
- 回転数:5000min
- 押し荷重を自動検知して最適切断
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丸ノコ購入後にチェックすること
丸ノコは国内メーカーに限ります。
安価な海外製はおすすめしません。
国内メーカーであっても5000円以下の丸ノコは、初期設定がデタラメな場合があります。
ノコ刃の軸が左右にブレたりすることも珍しくありません。
ブレがあると、正確に切断ができなかったり故障の原因となります。
丸ノコは、危険度の高い電動工具なので、実績のある国内メーカーを選んでください。
丸ノコを買ったら、ノコ刃に指金やスコヤをあてアルミベースとノコ刃が直角になってるか確認してください。
また、木材を試し切りしてチップソーの切れ味や切断面をみて、スコヤで直角に切断できているか確認します。
「ノコ刃の直角」と「切断面の直角」は確認するようにしてください。
切断面が焦げていたり、切ってる途中に焦げた臭いがするようだったらチップソーを交換してください。
安価なタイプは、チップソーを交換する前提で購入することをおすすめします。
丸ノコと一緒に揃えたいアクセサリ
手持ち式丸ノコを買ったときに、揃えておきたい道具を紹介します。
丸ノコを買ったら最低限そろえておきたいアクセサリーです。
正確に切る為に、どうしても必要になってきます。
できれば、2種類用意してください。
- 長い木を切る定規(60cm以上)
- 短い木を切る定規(30cm未満)
この二つがあると作業が楽になります。
自作で、作るのもいいのですが最初から自作で、しっかりしたものを作れる方は少ないと思います。
丸ノコの腕もあがり、思い出通りに使いこなせるようになったら、丸ノコガイドなどを自作で作ってください。
丸ノコを買ったら、とにかく定規を使って真っすぐに切る練習をしてください。
「真っすぐにきる」「狙った場所を正確に切る」簡単そうですが、最初はむずかしいものです。
また、少しなれてきたら定規を使わないで材料を真っすぐに切る練習をしてください。
人によっては、さいしょに定規を使わずに真っすぐに切る練習をした方がいいと言ってますが、わたしは反対の意見です。
定規を使って真っすぐに切れてるときの感触と音をつかんでください。
感触が身についたら定規なしで真っすぐに切れるようになります。
直角定規(エルアングル)
シンワの丸ノコ定規です。
色々なサイズがありますが、60cm以上の物がおすすめです。
一つ持っていればコンパネなどの幅が広い板も切断できます。
コンパネを切る予定がある方は、1mのタイプを持てるとコンパネを正確に切ることができます。
シンワ測定 丸ノコガイド定規 フリーアングル Neo 45cm 73161
シンワの丸ノコガイドは、切りたい角度に設定してワンタッチ調整ができます。
斜めに木材を切る機会も多いので、これ1個あれば直角・角度切りが思いのままです。
おすすめは、45cmです。
短い木材も正確に切ることができて、そこそこの長い木の切断もできます。
このタイプ私も持ってますが、これ一つあると、あれこれと定規をそろえる必要がありません。
どうしても、サイズオーバーの木材を切ることはできませんが、切幅45までなら大体のカットは出来ます。
おすすめは、45cmか60cmです。
極端に短い木を切る場合少し切りにくいこともありますが、そのような場合はスコヤ・指金を代用すればOKです。
いちばん最初に欲しい丸ノコガイドです。
あとは、スコヤ・指金・クランプがあれば丸ノコを使う際の最低限のアクセサリがそろいます。
丸ノコを買ったらペケ台をつくる!
丸ノコ・定規・指金など道具がそろったら、簡単な作業台にチャレンジしてみては如何でしょうか?
インパクトドライバーと丸ノコがあれば簡単に作ることができます。
結構、丈夫な作業台ですよ!
大人が乗ってもビクともしません。
別ページで、ペケ台(作業台)の作り方を記事にしました!
あわせて、見てください!
人気ランキングと口コミで丸ノコを探す!
こんかいは、ほとんど自分で使ったことのある丸ノコを記事にしました。
アマゾン・yahooショッピングなどで口コミやレビューを参考にするのもおすすめです。
丸ノコは、種類が多いので、使ったことのない丸ノコもたくさんあります。
自分にあった丸ノコを探してください!
まとめ
まとめです。
こんかいは、一度は使ったことのある丸ノコの中で「耐久性・精度・安全面」で間違いのない丸ノコを紹介しました。
丸ノコは、木材を切断するのに必ず必要な電動工具です。
丸ノコがないと棚・机・フェンス・デッキなどあらゆる木工作業ができないと言っても過言ではありません。
手持ち式の丸ノコは少し慣れが必要です。
取扱も、しっかり勉強して使ってください。
安全面を優先したい方は、スライド丸ノコがおすすめです。
スライド丸ノコは、お値段が高いデメリットがありますが「精度・安全面・作業効率」に優れた丸ノコです。
最初から、安価なものを購入して思った通りの作業ができないと木工作業自体が嫌になります。
その為に、正確に操作できる少し上位クラスのモデルを購入する方が良いでしょう。
プロモデルは、一般の方がほとんど使わないような機能も付いてますが、こと精度に関しては間違いがありません。
丸ノコは「信用できるメーカー」「少し良い物を買う」この2点を押さえて購入するようにしてください。