こんかいは、C3605DAのレビューです。
個人的な意見ですが「丸ノコはプロ用を買えっ!」と常々偉そうに申しています。
丸ノコに限りプロ用をすすめる理由は?
- 精度が高い
- 安全性が高い
この二つです。
せっかくお金を出した丸ノコが、「真っすぐに切れないっ!・使いづらい!・なかなか切れない!」なんてことになると、買い替えすることになります。
そして、丸ノコは少し危険な工具!
安全面でも「真っすぐに切れないっ!使いづらい!なかなか切れない!」は事故のもとです。
プロ用丸ノコをすすめる理由は、こんなとこにあります。
その中でも、C3605DAはハイコーキのフラグシップモデル!
最高峰の充電式丸ノコです。
その実力は如何に!
こんかいは、C3605DAをレビューします。
C3605DAはバージョンアップしてる!
その前に、わたしが持っているC3605DAは旧型になります。
なんと、買ってすぐに新型が出てしまいました。
これがあるから嫌なんですよね~
ちなみに、「旧型はC3605DA」・「新型はC3605DA(SK)」となります。
末尾に(SK)がついてるのが新型です。
買うときは、間違いがないようにしてください!
旧型を買ってもなんのメリットもありません。
主な変更点は
- 回転数
- 防水
- ベースの調整(前後)
- チップソー
- システムケースが標準でついた
この5つです。
それでは、旧型からの変更点をご案内します。
切断スピードも大幅にアップ!回転数が7000回転に
新型でいちばん嬉しい変更点は、回転数のアップです。
5000回転から7000回転にアップしています。
これは、すごいですね!
丸ノコは、モーターの回転数が上がると切り口がキレイに仕上がります。
マキタの6000回転に対抗してると思いますが、こんなに早くなってモーターの寿命は大丈夫なんでしょうか?
少し心配になります。
大きな変更点は、以上です。
後は、構造と外観が若干変わったくらいです。
ノコ刃交換もやりやすくなった!
なんだ、これも新しく付いたのか?
と思ったら大丈夫です。
旧型も、しっかり付いてました。
緩衝材は樹脂で出来てると思いますが、床とかに置いても材料を傷つけることなくノコ刃が交換できるそうです。
防水機能がアップ
新型は防水機能がアップしてます。
丸ノコの気密性と配線などのジョイント部分に特殊な加工がしてあります。
少々の雨だったら濡れても大丈夫です。
ベースの並行調整が前後できる
ベースの調整が前後で出来るようになってます。
ノコ刃とベースの間隔がズレてる場合はイモネジで調整が可能です。
この辺も変更されてるみたいです。
チップソー黒鯱が標準仕様になった
C3605DAは、黒鯱がついてません。
スーパーチップソーが標準で付いてます。
この、スパーチップソーが切れ味は悪くないのですが、切断面にバリがでてしまうので気になる方もいるかもしれません。
刃数が少ないので致し方ないかもしれません。
切断のスピードは、速いのですが丸ノコを前にすすめるとき少し重たい感じがします。
スーッと切れない感覚といった感じです。
ダメなチップソーと言ってるわけではないのですが、黒鯱に比べると随分差があるように思います。
C3605(SK)は、チップソーが黒鯱になりました。
マキタ対策?ではないでしょうか・・・
マキタは、鮫肌が標準でついてます。
マキタの鮫肌とハイコーキの黒鯱は甲乙つけがたいレベルです。
C3605DAデメリット
はい、それではデメリットです。
まず、新型が出たことです。
これが、最大のデメリット!(笑)
マイナーチェンジなので、それほど変わったことはないのですが、やっぱり回転数が新型に比べると2000回ダウンになります。
しかし、125mmの7000回転って、どれくらい切れるんだろう?
マキタの165mmの6000回転でも、えらく切れます。
36Vで125mmの7000回転?
化け物みたいな数値です。
C3605DAの収納箱がダサい!
新型のフルセットはシステムケースもカッコよくなってます。ハイコーキの丸ノコ収納ボックスって前から思ってたんですが 、ちょっとダサいです。
「これは、ないでしょう?」とおもってました。
マキタのシステムケースが良すぎて見劣りしています。
マキタのシステムケースって椅子の代わりにもなりますからね。(笑)
それから、システムケースが真四角だから、片付けるときに良いんですよね!
ハイコーキは少し歪な形になってるのでボックスの上に物を置きづらいです。
つまり、収納がしにくいと言うことです。
しかし、これも新型のフルセットは変更になっています。
新型のフルセットは収納ボックスもカッコよくなりました。
システムケース4が標準で付いてきます。
これだけでも、旧型を買って後悔しています。(笑)
わたしは、システムケースをメルカリで出品して、儲かったお金で
システムケース4を新しく買いました。
こっちの方が、他のケースと連携できるしキレイに整理整頓ができます。
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Amazon参考価格:税込7,600円
※125mm~165mmの丸ノコに対応
マルチボルトバッテリーにBluetooth機能が付いてない
旧型のC3605DAはマルチボルトバッテリーがBluetooth機能対応ではありません。
インパクト・グラインダーでBluetooth機能があってもなくても気になったことはありません。
むしろ、Bluetooth機能なんて必要ないと思ってますが、丸ノコだけはあった方がいいです!
丸ノコを室内でつかうとき、集じん機と丸ノコを連動させたい方も多いんじゃないでしょうか?
丸ノコは、粉じんの量が半端じゃですし、埃やおが粉を吸い込むと肺にも悪そうです。
残念ながらC3605DAには、Bluetooth機能付きのマルチボルトバッテリーが付いてません。
キックバック軽減機能を搭載
ハイコーキのありがたい機能と言えばこれ!
キックバック軽減機能
ハイコーキのプロ用手持ち式丸ノコには、ほとんど掲載されています。
キックバック怖いですよね?
わたしも、いまだに分厚い木材を切るときは慎重にやっています。
もちろん、C3606DAの旧型にも、しっかりと付いています。
ご安心ください。
このページを見てる人は、ある程度経験のある方が多いと思いますが、初心者の方はキックバックについて解説している別ページをご覧ください!
防水について
C3605DAの防水性能に付いてですが、こちらも面白い動画をアップしてくれてる方がいたので見てください。
ここまで、水に濡れる事ってないと思いますが、ハイコーキの丸ノコって、やっぱり良くできてるんだな~と感心しました。(笑)
C3605DA・C3605DA(SK)どっちを選ぶ!
C3605DAを買うぐらいだったら、C3605DA(SK)をおすすめします。
お値段が、旧型の方が安ければ旧型でもいいと思いますが、ほとんどかわりません。
旧型を買うメリットが全くありません。
ネット通販などで、調べると
旧型C3605DA→49,000円前後
新型C3605DA(SK)→59,000円前後
となってます。
おおっ10,000円も違うなら旧型で十分だと思う方もいるかもしれませんが、落とし穴があります。
よーくみると旧型は、ほとんどC3605DA(XP)と書いてます。
つまり、バッテリーが1個しか入ってないと言うことです。
新型は、(2XP)と数字の2が入ってるのでバッテリーが2個入りと言うことです。
ハイコーキの電動工具は、どれも型番がわかりづらく間違いがないようにしてくださいね!
わたしも、最近グラインダーを買ったのですがわかりにくいです。
G3610DBを買ったのですがG3610DAと、こんがらがってしまいます。
とくに、ハイコーキは2XPとかXPとか末尾に意味不明のアルファベットが付くのでわかりづらいです。
新型C3605DA(SK)2XPフルセット
※バッテリー2個 |
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旧型C3605DA XPフルセット
※バッテリーが1個 |
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新型C3605DA(SK)NN本体のみ |
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※フルセットは、システムケース・バッテリー×2個・充電器・チップソー・六角スパナ
まとめ
こんかいはC3605DAをレビューしました。
「旧型・新型」いちばんの改良点は、やはり回転数です。
7000回転ある手持ち式丸ノコって、他になかったと思います。
相当、切断スピードがアップされてるんじゃないでしょうか?
それから、システムケースですね!
ハッキリいってハイコーキのC3605DAに標準でついてるシステムケースは、使い勝手が悪いですし収納しづらいです。
新型のシステムケース4は、やっぱりいいです。
この辺が、変更になっているので今からC3605DAを買われる方はマイナーチェンジ版のC3605DA(SK)を購入して下さい。
型番が分かりづらいので、間違わないようにしてください、
最後にハイコーキの丸ノコは、モーター音がほんとに静かです。
マキタの丸ノコと比べると、はっきりわかります。
これも、おすすめのポイントです。
プロ用なので、セットで買うとお値段もそれなりにしますが、買ってよかったと満足してます。
安価なタイプを探してる方は、別ページでDIY用丸ノコを紹介してます。↓