みなさん、こんにちは!アトラスの日下です。
こんかいは、ハイコーキのランダムサンダーFSV13YBをレビューします。
いったいどこがちがうのか?
なんど見直しても外見では判断できませんでした。
中身を考えずに外見だけで判断すると色が違うだけです。
こんかいは、DIY用とプロ用の両機を比較しながらレビューいたします。
ランダムサンダーはどんな電動工具?
まずランダムサンダーとは?
丸いパットを動かし材料を研磨する電動工具になります。
やすりをかけて研磨していくと思えば分かりやすいかと思います。
ランダムサンダーは丸い円を描くような感じに研磨するのが大きな特徴です。
名前の通り回転運動と共にランダムにヤスリがけをするタイプのサンダーです。
どんな時に使うの?
ランダムサンダーは、どんなときにつかうのでしょうか?
- 切断面の角をサンディング(トゲを取りたいときに!)
- 塗装の下地処理(塗装を剥がしや塗装をする前に!)
- 木材の表面仕上(ザラザラな木材の表面がツルツルに!)
- 塗装剥がし
などに使います。
また、鉄素材のさび落としにも使えます。(私はこちらでよく使用してます)
サンダーには、どんな種類があるの?
サンダーは
- オービタルサンダー
- ランダムサンダー
- デルタサンダー
- ベルトサンダー
などの種類がいくつかあります。
詳しくは別ページで紹介しています。
合わせてみてください!
オービタルサンダーとの違い
2つとも、木材の研磨やさび落とし等で使う電動工具です。
ランダムサンダーとオービタルサンダーどこが違うのでしょうか?
ランダムサンダーのラバーパットは円形、オービタルサンダーのラバーパットは四角い形をしてます。
オービタルサンダーはランダムサンダーと比べると
- 価格が安い
- 市販の安価なサンドペーパが使える
といった特徴があります。
オービタルサンダーは研磨力が劣りますので、塗装はがし等の強い力が必要な作業には不向きです。
また、両機とも使用する際にサンドペーパーが必要になりますが、オービタルサンダーは長方形ですので市販のサンドペーパーを切れば固定できます。
サンドペーパーは物にもよりますが100円位で売っているかと思います。
ランダムサンダーは丸い形をしておりますので、マジックテープ式のサンドペーパーが必要になってしまいます。
ランダムサンダー専用のサンドペーパーが必要になるので、コスパは悪くなります。
- きめ細かいサンディングはオービタルサンダー
- パワーが必要な時はランダムサンダー
ポリッシャーとの違い
ところで、サンダーとポリッシャーの違いってご存知ですか?
サンダーと似たような電動工具にポリッシャーがあります。
ポリッシャーは磨き専門の電動工具になります。
サンダーでもポリッシャーの役割は果たしますが、力が強すぎてあまりおすすめしません。
特にポリッシャーは低速回転でトルクもついております。
磨き上げだけが目的であれば、ポリッシャーを購入される事を推薦します。
仕上げのワックス磨きには最適な電動工具です。
見分け方は、集じん機接続用アダプターが付いてるタイプがサンダー
ついてないタイプがポリッシャーになります。
グラインダーとの違い
グラインダーとの違いは何でしょうか?
研磨する方法が異なるのですが、グラインダーの事をサンダーと呼ぶこともあるようなので注意が必要です。
いざ購入の時には、お気をつけ下さいね。
FSV13YBとSV13YBの違い
プロ用とされるSV13YB(緑)
さて、FSV13YB(紫)とSV13YB(緑)はどこが違うのでしょうか?
実際に使用してみての感想ですが、、、はっきりいって分かりません。
能力的には全くの同じです。
FSV13YBは9,500円前後
SV13YBは10,000円前後
で共にネット通販で販売されております。
値段的には500円~2,000円位の差がありました。
次に、スペック表を見てみましょう!
FSV13YBとSV13YBスペック表
2機種のスペック表となります
SV13YB | FSV13YB | |
使用電力 | 単相交流 50/60Hz共用 電圧100V | 単相交流 50/60Hz共用 電圧100V |
全負荷電流 | 2.4A | 2.4A |
消費電力 | 230W | 230W |
無負荷円軌道回転数 | 12,000min⁻¹(回/分) | 12,000min⁻¹(回/分) |
モーター | 単相直巻整流子モーター | 単相直巻整流子モーター |
旋回径 | 3.2㎜ | 3.2㎜ |
パットサイズ | 外径 125㎜ | 外径 125㎜ |
ペーパーサイズ | 外径 125㎜ | 外径 125㎜ |
質量 | 1.4kg(コードを除く) | 1.4kg(コードを除く) |
コード | 2心ギャブタイヤコード2.5m | 2心ギャブタイヤケーブル2.5m |
振動3軸合成値 | 7.0m/s² | 7.0m/s² |
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スペックについては全く同じです。
ちょっとこれにはびっくりしました。
他の電動工具のプロ用、DIY用には多少なりとも差があるのですが、
どこが違うの?
差を探すのが大変です。
つぎに実際につかってみた感想を・・・・
使ってみての感想
うーん・・・・・
色々と触ってみたり使ってみたりしましたが、使用している限り差はないです。
稼働中の振動も差はありませんし、
持ちやすさも差はありません。(形が一緒なのであたりまえか 汗)
研磨の仕上がりも差はないです!!
どちらが使いやすいか?
はっきり言ってどちらも同じです。
お客様に、どちらが使いやすいの?
と聞かれたら、私はどちらも同じですとしか答えられません。
FSV13YB・SV13YB どちらも、使いやすい
ハイコーキのランダムサンダー(FSV13YB・SV13YB)は、とにかく持ちやすいですよね!
握りる部分が手にフィットします。
取っ手の部分が、たてに少し細長がったり、幅が広すぎるランダムサンダーがあります。
また、手で握る箇所が2箇所ついてるタイプもありますが、これが邪魔になるときがあります。
一箇所の方がおすすめです。
FSV13YBとSV13YB どちらを選ぶべきか?
結論、耐久性以外の差は感じませんので、うちの会社みたいに仕事で使うならプロ用のSV13YBをオススメ致します。
うちの会社は、鉄板のさび落とし・塗装の下処理で使う場面が多いのでプロ用が向いてるそうです。
FSV13YBは長い時間錆を落としてると、たまに回転が止まると当社の社長が言ってました。
木工作業限定であればDIY用のFSV13YBがおすすめです。
誤解ないように言いますがFSV13YBですが、鉄板のさび落としなどで少々無理して使っても簡単には故障はしません。
今回のサンダーについて2台もっている社長に聞いてみました
社長、FSV13YBとSV13YB何故2台持っているのですが?
DIY用のFSV13YBが使いやすかったから!
では、両者の違いを教えてください。
差が分かりません!!
俺も、正直分からん!
ただ、DIY用のFSV13YBは長時間使用しているとちょっとおかしくなるね
それ以外は差はない。
わかりました。私とあまり感想が変わりませんね
使用するサンドペーパーについて
|
サンドペーパーは、シートの研磨剤の粗さ(細かさ)を数字で表しています。
数字が低くなるほど目が粗くなり、数字が高くなるほど目が細かくなります。
丸い形をしたサンドペーパーはホームセンター等で、5枚1組で販売されている事が多いようです。
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-
SK11 ランダムサンダー用 ペーパー 6枚セット #60 #120 #240 125mm
よく使う番手がセットで売ってるので紹介します。
安価なタイプのサンドペーパーは、目詰まりが多いのですがSK11のサンドペーパーは目詰まりしにくいのでおすすめです。
お値段は、少し高くなってますがその分持ちがよくなってます。 -
ディスクペーパー マジック式 Oziral サンドペーパー 70枚 丸型 125mm径 8穴 (60#/80#/120#/180#/240#/320#/400#各10枚)
ヤスリがけをたくさんする人は、セット品をおすすめします。よく使う番手が各10枚入ってるのでお得です。少し目詰まりが多いのですが1枚あたりの値段が安いので使い捨て感覚で使ってください。
研磨の方法は?
通常は番手の低い粗い順から仕上げていきます。
私は初めてサンダー使用したときに番手の高い物をいきなり使って注意を受けた事があります。
番手の種類について
番手についておおよその説明となります。
目の種類 | 番手 | どんな時に使うか |
粗目 | 40~100 | 塗装を剥がす研磨作業
資材の荒加工等 |
中目 | 120~240 | 資材の加工等
サビ等の研磨 |
細目 | 280~800 | 塗装前の調整等
|
極細目 | 1000以上 | 汚れ薄いサビ等の研磨
金属の薄い汚れの研磨 |
皆様はどちらを選びますか
動画で詳しい説明があったので御紹介致します
こちらはプロの方が実際にサンダーを使用されての感想になります。
こんかい紹介したハイコーキのDIY用サンダー FSV13YBです。
この、サンダーを選んだ理由は、持ち手の部分にあります。
非常に、手にフィットしてサンディングしやすいランダムサンダーです。
ランダムサンダーは振動が強く、慣れてないとすっぽ抜けそうになりますが、この形であればがっちり握ることができます。
板などを平面でサンディングしても、壁にたてかけてサンディングしても、どんな角度であっても持ちやすく快適に作業ができます。
HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 ランダムサンダ FSV13YB サンダー ランダムサンダー
プロ用のSV13YBです。
能力的にDIYとかわりません!
研磨の使用頻度が高い方は、こちらをおすすめします。
お値段は少し高いのですが、耐久性はプロ用の方が優れています。
HiKOKI(ハイコーキ) ランダムサンダ SV13YB 1点
まとめ
正直、今回はご紹介した2台のサンダーの差が分かりませんでした。
どちらをオススメすればよいのかも迷ってしまいました。
ただ、長時間使用及びプロの方はSV13YB
DIYで使用するのであればFSV13YBで問題ないかと思います。
手でやすりがけを行うと大変な作業になってしまいます。
サンダーを使用すれば作業時間が短くなり、手作業には戻れないことだけは事実です。
どちらを選ばよいかの結論は出せませんでしたが、サンダーは便利な電動工具です。
DIYにおいても研磨作業に必要になってくるのは間違いないと感じます。
今回は内容が薄くって申し訳ありません。
それくらい、どこが違うのか?わからない両機種でした!