ハイコーキのクリーナーR36DA

こんかいは、R36DAハイコーキのコードレスクリーナーのレビューです。

さいしょに、サイクロン式・フィルター式のどちらを選ぼうか非常に迷いました。

「R36DAカップ式かR36DA(SC)サイクロンか?」迷ってる方が多いのではないでしょうか?

結論をさきに言えばR36DAは、自宅などでは不向きなクリーナーです。

どちらかといえば、『倉庫や作業場でつかうと威力をはっきするクリーナー』となります。

欠点もあるのですが、ピカイチなのは吸引力!

36Vのバッテリを遺憾なく発揮できるクリーナーです。

36Vの電圧が必要ない電動工具はたくさんありますが、クリーナーだけは36Vに限ります!

もう一つ、掃除機はやっぱりコードレスがいいですね!

迷った結果、パワー重視のR36DAカップ式を選びました。

どちらにしても、もしサイクロン式に変更したい場合は、アタッチメントを買えば間に合うので、さしあたってR36DAを選びまいたが、いまのとこ全然後悔していません。

こんかいは、ハイコーキのR36DAカップ式クリーナーをレビューします。

すこし残念なとこ デメリット

マキタTD022のデメリットは?

それでは、いきなり残念なとこを触れときます。

吸引力にかんしては大満足してますが、やっぱりデメリットも結構あります。

わたしが感じたデメリットをあげてみます。

R36DAここが残念!
  • ゴミがすぐにいっぱいになる
  • 大きなゴミが吸い取れない
  • フィルター掃除がめんどくさい
  • ゴミの処理をするときに手が汚れる
  • 本体の内部がけっこう汚れる
  • 稼働時間が短い
  • 絨毯などの掃除は不向き

こんなとこでしょうか?

ほとんどがゴミの処理に関係することです。

カップ式のクリーナーなので、仕方ないんじゃないでしょうか・・・いやだったらサイクロン買えってことでしょうね!(汗)

それでは、R36DAのデメリットというよりも、カップ式クリーナーのデメリットいきます!

ゴミがすぐにいっぱいになる

RB36DAは集じん容量が少ないのでゴミがいっぱいになる

まず、さいしょに思うことは、ゴミがすぐにいっぱいになるということです。

写真のような汚いゴミがすぐに一杯になるのっていやですよね・・・

わたしは、おもに倉庫と事務所でR36DAを使っています。

倉庫は、けっこうなゴミが散かってしまうのでゴミを捨てる回数が増えてしまいます。

集じん容量は560mlなので、ちょっと小さいのが残念です。

これが、いちばんのデメリットといったとこでしょうか・・・

しかし、家電メーカーのコードレスに比べると、かなり優秀だと思います。

560mlありますんで・・・酷いのになると150ml以下になるんで、メインの掃除機としてつかえないんじゃないでしょうか?

軽量タイプのコードレスクリーナーとしては、560mlあればけっこう優秀じゃないでしょうか?

大きなゴミが吸い込めない

R36DAのデメリット

このクリーナー、吸引力とパワーは文句ないのですが・・・

パワー不足というよりもノズルの内径が、わずか3cmくらいなので大きなゴミが吸い込めません。

もう少しノズルを大きくできなかったのでしょうか?

そもそも、大きなゴミは普通の掃除機で取ってくださいってことなんでしょうね…

あえて大きなゴミを吸わないように、ノズルを小さくしてるのかもしれません。

写真に写ってるくらいのごみも吸い取ることができないのが、ちょっと残念です。

やっぱりフィルターの掃除がすこし面倒くさい

RB36DAのフィルター掃除

フィルターの掃除もマメにしないとすぐに吸引力が落ちてしまいます。

掃除機を分解するのが簡単なので助かりますが、フィルターにエアをかけないと根詰まりしてしまいます。

10回に一度くらいの頻度でフィルターの掃除をしたほうがいいかもしれません。

これも少し面倒です。

内装関係の仕事をしている友達がいます。

おなじR36DAのサイクロン式を使ってるのですが、現場でボード屑を吸い込むとスグにフィルターが詰まるそうです。

フィルターを掃除するといいじゃなか?と問うと・・・・

現場で、フィルターを掃除するエア工具がないので「掃除ができない!」となげいています。

なるほど・・・たしかに現場にコンプレッサーがあるといいのですが、持ってない人はフィルターの掃除ができないかもしれません。

手が汚れる

フィルターを外して掃除をする

フィルターを交換するときに、フィルターを手で触ることになります。

このときに、粉じんが手についてしまいます。

カップ式なので致し方ありませんが、手が汚れるのが嫌な方は、サイクロンか紙パック式を選んだ方がいいかもしれません。

ちなみに、ハイコーキのクリーナーは36Vの紙パック式はなかったと思います。

ちょっと話がそれますが、フィルターの掃除について、お話しときます。

めんどくさいからといってフィルターを本体につけたままでエアを吹きかけてませんか?

これ、ダメです。

粉じんがモーターの内部に入ってモーターがゴミだらけになります。

必ず、フィルターを外してエアをかけてくださいね!

本体の内部が汚れやすい

RB36DAは集じん容量が少ないのでゴミがいっぱいになる

内部もけっこう汚れてしまいます。

これも、フィルター式の欠点ですね!

たまに、水洗いをすることになります。

これも、やっぱり面倒です。

稼働時間が短い

充電時間のカバーはバッテリの予備を用意する

吸引力が優れてるので稼働時間が短いのは、仕方ないかもしれませんが・・・

強で約15分は少し短いかもしれません。

蓄電池 1充電当たりの連続使用時間
BSL36A18 2.5Ah(マルチボルト) 強:約15分、標準:約30分、弱:約60分

ただし、バッテリを2個持ってれば、話は変わります。

ここが、「電動工具メーカーのクリーナー」→絶賛ポイントです!

通常の家電メーカーが販売してる掃除機は据え置きの充電器に本体をセットして充電します。

ということは・・・・充電中は掃除ができないことになります。

一方の電動工具の充電式の掃除機はどうでしょう?

答えはおわかりですね!

そうなんです・・・バッテリが切れたら予備のバッテリを使えばいいんです。

しかも、予備のバッテリをつかってる間に、さきほど電池切れになったバッテリを充電しておけば連続して使えます。

さらに、急速充電対応なので鬼のように充電時間が短い!

ここが、家電メーカーの掃除機と工具メーカーの掃除機の決定的なちがいです。

さいきんは、予備のバッテリをパナソニックなんかも付けてるんですね・・・

掃除機以外でつかえないと、1個だけでいいような気もしますが・・・

R36DAの良かった点 メリット

R36DAデメリット読んで、やっぱり使うのやめようかな?とおもった、そこのあなたっ!

ちょっと待ってください!

R36DAはデメリットを凌駕する絶賛ポイントがたくさんあります。

これを、読んで判断して下さい!

コードレスの掃除機で求められる

  • 吸引力の高さ
  • コンパクト
  • 軽さ
  • 取り回しのよさ
  • お手入れのしやすさ
  • 音の静かさ

このへんを掘り下げてかいせつします。

そのまえに、電動工具メーカーの掃除機が如何に優れているのか?

ちょっと家電メーカーの軽量モデルと比較してみましょう!

ハイコーキR36DA SHARP

EC-VR3SX-N

パナソニック

MC-SB32J

DYSON
重量 1,6kg 1,3kg 1,6kg 1,5kg
稼働時間(強モード) 15分 8分 6分 5分
充電時間 25分 80分 3,5時間 3,5時間
バッテリ交換
集じん容量 560ml 130ml 50ml 200ml
価格 13,000円 37,000円 28,000円 50,000円
バッテリ マルチボルトバッテリ18V リチウム電池18V

いかがでしょうか?

軽量タイプで人気のある家電メーカーのクリーナと比較してみました。

重さが約1,5kg前後を基準としてハイコーキのR36DAと比べてみました。

ハイコーキのR36DAは、「ゴミ吸い残しセンサー」みたいなシャレた機能は付いてません。

また、手を離すと勝手に運転がとまるオートストップなどもなしです。

でも、掃除機って吸引力が一番だいじですよね?

吸引力があって、稼働時間がながくて、充電時間がみじかければ、それでいいんじゃないでしょうか?

余計な機能をそぎ落としてシンプルなクリーナーがほしい人もたくさんいると思うんですよね・・・

日本の家電メーカーは、くだらない機能をつけすぎなんです。

余計な機能が付いてるから高くなる。

だから、海外のメーカーに負けるんです。

工具メーカーを見習ってほしいっす!

価格に関しては、R36DAは本体のみなので比較になりませんが、逆に言えばマルチボルトバッテリを持ってるお父さんがいる家庭だったら工具メーカーの掃除機を試してみる価値あると思います!

脱線してしまいました!

では、メリット行きま~す!

とにかく、吸引力が凄い

R36DAのブラシレスモーター
引用:ハイコーキ

わたくしが、いちばんこだわったことです。

「吸引力」これは、文句なしです。

いや、よく吸い取ります。

音も意外と静かなので「吸引力がよわいのかな?」と感じますが、そんなことはありません。

たとえば、「クルマのシートについたペットの毛」を、しっかり吸い取ってくれます。

ペットの抜け毛

もともと持ってるパナソニックの紙パック式ハンドクリナー(100V)と比べると、R36DAの方が吸い込みは強烈です。

吸引力というよりも、吸い込み口についてるゴムヘラが毛を絡めてとってくれるんでしょうか?

かなり、きれいになるのでびっくりしました。

ちなみに、絨毯やカーペットでR36DAをつかうと、ノズルをまえに押すことができないほどです。

カーペットが吸引口に吸い付いてしまいます。

絨毯は強でつかうと強すぎるので、中あたりで使うと掃除機のノズルを押すのも楽になります。

コンパクト

R36DAのメリット収納性が高い

小さくって、とにかくパワーがあります。

掃除機をつかって、いままでいちばん気に入ってます。

これ正直な気持ちです。

分解すると、こんだけ小さくなるので、作業中はペケ台(クロス台 コンパネで作った作業台)のすみっこに穴をあけて置いてます。

これが意外とよくって、必要なときにサッと取り出して、シュッと吸い取って、ポンと置いてます。

R36の収納棚を作ってみた

仕事がおわったら定位置に置いてるのですが、ぜんぜん邪魔になりません!

掃除機って、けっこうジャマになりませんか?

いくらコンパクトといっても充電器に置くタイプって場所をとってしまいます。

ところが、R36DAはこんなにコンパクトに収まってしまいます。

自作で作った収納の棚ですが・・・ただ穴をあけただけです。

工具メーカーの掃除機なのでオシャレじゃないですが・・・違和感はないです。

「軽い」からどこへでも持っていける

ハイコーキR36DAはどこにでも持っていける

吸引力があって、これだけ軽いコードレス掃除機って家電メーカーにあったかなぁ?と思ってますがどうなんでしょうね?

もちろん、家電メーカーが販売してるハイパワーで1,5kg前後のコードレスクリーナーってR36DA以外にもあると思うんですが高くないですか?

へたをすると50,000円以上するんじゃないでしょうか?

ハイコーキのマルチボルトバッテリをもってるんだったら20000円以下で買えるのでコスパもいいと思いますがいかがでしょう?

自宅にダイソンの掃除機があるのですが、重いです!

男の人でもズッシリとくる重量感!(笑)

ハイコーキのR36DAは1,6kgくらいなので、けっこう軽い方だと思ってます。

軽くてコンパクトなので、車に積んでも邪魔になりません。

やっぱり、電動工具メーカーが販売してるクリーナーなので持ち運びに適してます。

他の工具でつかう充電器とバッテリをもっていけば、どこでも使えます。

音がほんと~に静か?

r36daの静穏性

意外としずかです!

弱モードであれば、集合住宅でも夜に掃除機をかけるのも問題ないと思います。

弱モードでも、フローリングの細かなゴミであればガンガン吸ってくれます。

パワーがあるわりに、強モード72dBなのでうるさいなと感じることはないと思いますが、このへんは個人差があるので何とも言えません。

R36DAはこんな人に向いている

カプセル式のクリーナー

結論です!

R36DAは、吸引力がバツグンなのでこんな人に向いています。

  • エアコンプレッサ・ブロワなどを持ってる人
  • 倉庫や作業場で掃除機がほしい人
  • とにかく吸引力を求めてる人

自宅で使うには、フィルターの掃除が厄介です。

ゴミが舞うので、広い庭がある方で、しかもエアコンプレッサーなどのエア工具がないと話になりません。

手で、フィルターの埃を払うことができますが、なんだかわからない綿ゴミを手で払うのは抵抗があります。

また、掃除機でフィルターのゴミを吸いることができますが・・・・

掃除機の掃除をするのに、掃除機をつかう?

なんだか、本末転倒な気がします。

広い駐車場がある方や、倉庫の外でエア工具をつかってフィルターに「ブシュ―」とひと吹きできるならこんないい掃除機はないのではないでしょうか?

もし、自宅でつかいたい場合は、ハイコーキのRB36DBと併用してつかうと鬼に金棒です。

実際、わたしはクリーナーのR36DAとブロワのRB36DBを合わせて使ってますが、RB36DBはフィルター掃除の為に作られたブロワじゃないか?と思うほど相性のいい組み合わせです。

吸引力だけは、天下一品です。

失礼しました!吸引力は天下一品です。

フローリングでつかえば、下手な掃除機よりも髪の毛やお子さんが食べこぼした食材などもガンガン吸ってくれます。

また、お父さんがお仕事やDIYをしたあとに、おが屑が床に一杯散らばったときは、R36DAの出番です。

マキタの40Vmaxなんかよりもいい仕事してくれます。

R36DAはこんな人はやめた方がいい

つぎに、こんな人はやめた方がいいんじゃないかなと思ってます。

  • 絨毯の掃除をする人
  • 手が汚れるのがきらいな人

以上の方はやめた方がいいかもしれません。

ご自宅で使う予定の人で、絨毯を掃除しようとおもったらおすすめしません。

絨毯に掃除機をかけると吸引力がありすぎて中々前にすすみません。

さすが、業務用の掃除機といいたいとこですが、家庭でつかう場合は、自走式ローラーが付いた掃除機の方がおすすめです。

また、手が汚れるのが嫌な方は、サイクロンか紙パック式の掃除機がおすすめです。

プロの方で、木工作業をする方にはおすすめですが・・・・

鉋で削った「かんなくず」を吸い取るのは苦手です。

構造上どうしても入口の部分と途中でつまってしまいます。

丸ノコなどで、おが屑がでたら能力を遺憾なく発揮してくれます。

R36DA製品仕様

機種名 R36DA R36DA(SC)2段サイクロン式
吸い込み仕事率 強:155W 標準:65W 弱:35W 強:90W 標準:50W 弱:25W
集じん容量 560ml 400ml(1室) 100ml(2室)
本体寸法 476×112×169mm 延長管(1003mm) 519×112×180mm 延長管(1017mm)
重さバッテリ装着時 1,6kg 1,8kg
使用可能蓄電池 マルチボルトバッテリ
マルチボルト
形式 BSL36A18
電圧・容量 36V 2,5Ah/18V5,0Ah
充電時間 約19分(実用充電時間)約25(満充電)(UC18YDL2使用時)
充電器 UC18YDL2
標準付属品 床用ノズル・延長管(ノズルホルダー付き)・
Amazon価格 税込16,061円
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まとめ

まとめです!

欠点もありますが、いい掃除機です。

マキタの掃除機と比べても遜色ありません。

吸引力は、さすがハイコーキ!

マキタよりも上です!

ただし、自宅でつかうなら紙パック式がいちばんいいのではないでしょうか?

ざんねんながら、ハイコーキのR36DAは紙パック式がありません。

ぜひ出して欲しいですよね!

出先の現場仕事でつかうなら、予備のフィルターを2・3個用意するのがベスト!

驚いたのが、クルマのシートを掃除したときです。

ワンちゃんの毛もビックリするくらい吸い取ってくれます。

ハイコーキのマルチボルトバッテリをもってる方は、ぜひ揃えておきたい電動工具です。

掃除機は、36Vに限ります。

吸引力は電動工具で最強!いや、軽量タイプの掃除機で最強じゃないでしょうか?

もし、マルチボルトバッテリをもってる方で、自宅でつかいたいならR36DA(SC)サイクロンをおすすめします。

最後に、別ページでマキタとハイコーキのコードレス掃除機をまとめてます。

よかったら、見てください!

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