マキタCL002とハイコーキR36DAを比較
日下くん日下くん

こんかいは、マキタとハイコーキのクリーナー

【CL002GZ(紙パック式)】・【R36DA(カプセル式)】+【R36DA(SC)サイクロン】の3機種をまとめてレビューします。

この、ページを見ると
  • CL002GZ・R36DA ・R36DA(SC)のデメリット
  • CL002GZ・R36DA ・R36DA(SC)のメリット
  • 紙パック式・カプセル式・サイクロンの比較
  • 3機種を使った感想

いじょうのことが分かると思います。

もし、マキタCL002GZ・ハイコーキの36Vクリーナーを使ってみたいなとおもってる方は、参考にしてください。

CL002GZ・R36DA・R36DA(SC)デメリット

それでは、さっそくCL002GZ・R36DA ・R36DA(SC)を比べながらデメリットから解説します。

おなじタイプのクリーナーではないので、いささか不公平なとこもあると思いますが、ご勘弁を!

先ずは、スペック表を用意しました。

マキタCL002GZW ハイコーキR36DA ハイコーキR36DA(SC)
吸い込み仕事率 125W 155W 90W
集じん容量ml 330 560 400(1室) 100(2室)
連続使用時間 強:16分~弱:1時間20分 強:15分~弱: 強:15分
充電時間 約28分 約25分 約25分
重さ 1,7kg 1,6kg 1,8kg
騒音パワフルモード 65dB 72dB 72db


スペック表をみると吸引力はダントツでR36DAがありますよね?!

そのほかは、それほどの差がない3タイプですが、それぞれ一長一短があります。

これから、その辺を深堀していきます。

CL002GZのデメリット

CL002GZとR36DAの比較

先発はCL002GZ!

いちばん残念なとこから取り上げます。

いやいや・・・よくできてるクリーナーです。

さすが、マキタ!

マキタのCL002GZは3機種のなかで、いちばん欠点が少ないクリーナーです。

しかし、ざんねんなのは「とにかく重く感じる」←これです!

ハイコーキのR36DAとの差は「わずか100g!」

すこしの差ですが、じっさい掃除機を押したり引いたりすると100g以上の差を感じてしまいます。

CL002GZはバッテリの部分がおもくて女性は、掃除機を前後に動かすと疲れてしまうかもしれません。

ちなみに、わたしは重いと思ったことはありません。←おとこは大丈夫です(笑)

女性や高齢者には、少しずっしりとくる重さみたいです。

上の表をみると分かるのですが、いちばん重量があるのは1,8kgのR36DA(SC)サイクロンになりますが、じっさい使ってみるとCL002のほうが重く感じてしまいます。

CL002GZいちばんの欠点は「重い」ということです。

R36DAのデメリット

ハイコーキR36DAはどこにでも持っていける

つぎにR36DAのデメリットです。

R36DAの欠点というよりも、カプセル式クリーナーの欠点といった方がいいかもしれませんね。

カプセル式の欠点は「ゴミ捨てで手が汚れること」です。

カプセル式は、メリットも多いのですがゴミ捨てとフィルター掃除をするときに「埃が舞う・手が汚れる」ことです。

先日、庭でフィルターを掃除してました。

がっ!風向きが悪く埃が家の中に入ってきたらしく、鬼嫁から凄い勢いで叱られました。

自宅で使うには、ちょっと向いてないかもません。

R36DCメリット・デメリットを別ページで詳しく解説してます!

合わせてみてください。

ハイコーキ クリナーR36DAレビュー 軽量タイプ最強の吸引力!

ハイコーキ R36DA(SC)サイクロン デメリット

R36DAサイクロンここでゴミが詰まる

つぎに、ハイコーキのサイクロンタイプR36DA(SC)のデメリットです。

RC36DA(サイクロン)、言いたいことが山ほどあります。

まずは、写真の部分!

ここで、ゴミがけっこう詰まるんです。

ちょっと大きめのゴミを吸うと、すぐ赤ランプが点灯(異常のサインランプ)してしまいます。

これが、けっこうウザいです!

まだ、あります。

R36DAのダストボックス

R36DAサイクロンって、意外と掃除も面倒なんです。

カタログなんかをみると、いかにも簡単にゴミ捨てができるようにかいてますが・・・

クリーナー本体のお掃除がいがいとたいへん!

まず、ダストボックスの内側に細かいゴミが付着して凄く汚くなってしまいます。

掃除する部品がカプセル式に比べると多いんですよね・・・・

下の写真の4つの部品をそうじするハメになります。

ハイコーキのサイクロンクリーナー

たしかに、ダストボックスにたまったゴミをワンタッチで捨てることができますが、掃除をする部品が多くなるので意外とめんどくさいです。

わたしの、つかった感想ですが5回に一回は上の写真の部品を掃除することになります。

サイクロンにした恩恵がないような気がするのは、わたしだけでしょうか?

ハイコーキR36DAシリーズは吸い込み口が狭い

R36DAサイクロンここでゴミが詰まる

ハイコーキのクリーナーは「カプセル式・サイクロン」どちらも吸い込み口は一緒です。

おなじノズルヘッドを使ってるのですが、これがとにかく狭くって少し大きなゴミを吸おうとすると、入口ですぐに引っかかってしまいます。↓

R36DAのノズル部分

CL002GZは、この辺を工夫していて吸引口がすこし広くなってます。↑

ハイコーキのクリーナーよりも若干ですが大きなゴミを吸い取ることができます。

パイプの大きさはCL002GZ・R36DA両方とも一緒ですが、下の写真のようにCL002GZは、緩やかな角度が付いてるので 吸引口で、つまる頻度がR36DAよりも少なくなります。

CL002DZの吸引口

内装の仕事をしてる友達にきいた話ですが、石膏ボードの粉じんを吸い取るとフィルターが根詰まりするみたいです。

R36DA(SC)サイクロンは、やっぱり作業現場で出たゴミを吸い取るよりも、家庭で使うタイプのクリーナーなんですね・・・・

掃除機を、たてかけるとゴミが少しこぼれてしまう

掃除が終わった後にクリーナーを立てかけると、たまに吸い取ったはずのゴミが少しだけこぼれてしまいます。

構造の問題だとおもいますが、ドライバー先の部分にゴミが挟まって近くにあるゴミが落ちてくるんだと思います。

ベンが開いたままになるか?

または、何度もいってるL字のパイプ部分でゴミが引っかかってるのかもしれません。

R36DA(SC)サイクロンのメリット

R36DAサイクロン

さんざんR36DAサイクロンの悪口を書いてしまったので、いちばん最初にR36DAサイクロンのメリットをお伝えします。

まず、誤解しないでほしいのですがR36DAサイクロンは、家庭で使えばいい仕事をしてくれると思います。

R36DA(サイクロン)メリット
  • 排出される空気が非常にきれい
  • ゴミの処理が簡単
  • サイクロンの中でも吸引力が非常に高い
  • 静音性が高い

以上のメリットがあります。

静音性は、マキタのCL002GZに劣りますが、それでも結構静かです。

とくに、サイクロンの構造は3段構造になってるので排出される空気は電動工具メーカーのクリーナーでナンバーワンと言っていいでしょう。

捕集性能は約99.5%を謳っています。

「捕集性能ッてなに?」って方に簡単ですが説明します。

ようは、小さな埃をフィルターで吸い取ってきれいな空気だけをクリーナーの外に排出するってことみたいです。

これだけの、高性能フィルターを搭載してるクリーナーです。

小さなお子さんがいる家庭でつかってください。

R36DA(SC)は、サイクロンのなかでも吸引力が高く絨毯に落ちてるペットの抜け毛もガンガン吸い取ってくれます。

逆に、吸引力が強すぎて中々前に進まないといったこともありますが・・・

やっぱりハイコーキの工具ってパワーがあるんですね。

だから、わたしはハイコーキの工具が大好きなんです。

ゴミの処理ですが、デメリットで散々ダメだししましたが、やっぱりサイクロンはゴミの処理は一番簡単です。

カプセル式みたいにゴミが舞うこともないですし、紙パックの交換よりも簡単にセットできます。

口コミなどで、悪評が目立つのは、吸い取るゴミが違うからなんだと思います。

向いてないゴミは?

  • 粉系の粒子が非常に細かいゴミ(石膏ボードの粉じん)
  • 大きなゴミ
  • 木の葉

向いてるゴミは

  • 髪の毛
  • 砂や土
  • 紙くず(吸引口に引っかからない程度)
  • お菓子などのこぼれカス
  • おが屑(鉋くずはダメ ハンディタイプは向かない)
  • ペットの抜け毛
ハイコーキR36DA(SC)
吸い込み仕事率 90W
集じん容量ml 400(1室) 100(2室)
連続使用時間 強:15分
充電時間 約25分
重さ 1,8kg
騒音パワフルモード 72db
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CL002GZメリット

CL002GZは紙パック式のクリーナーです。

紙パック式のメリットは、次の4点です。

  • 手が汚れない
  • ゴミ捨てが簡単
  • 本体が汚れない
  • ゴミを捨てるときゴミが散らばらない

このようなメリットがあるので、CL002GZも自宅で使うにはもってこいのクリーナーです。

それでは、カプセル式のR36DAと比べながらメリットを説明します。

騒音はCL002GZが静か

マキタCL002静音性
引用:マキタCL002GZカタログ

CL002GZは、ビックリするほど静かです。

動画などで音をきくと、うるさく聞こえますが・・・

じっさいビックリするほど静かです。

R36DAをはじめて使ったとき「けっこう静かだなぁ」と思いましたが、CL002DZは更に音が抑えられています。

最強モードでも、耳障りではありません。

これだけ静かだとアパートやマンション・集合住宅なんかで夜中にお掃除しても苦情がでることは、まずないでしょう!

日曜日の朝に、おつかれのお父さんの横で掃除をかけてもガ―ガ―いびきをかいたまま寝ているとおもいます。

細かいとこでマキタCL002GZは親切に設計されてる?

CL002DZワンタッチでノズルがセットできる

ノズルパイプがワンタッチ装着のCL002GZ!

これはR36DAと比べて非常に評価したい部分です。

接続するとこに印がついてるので、かんたんにセットできます。

CL002DZは矢印が付いてる

R36DAは取り付けがワンタッチではないのとCL002GZみたいに印がないので、少し面倒くさく感じます。

吸引口が広くて大きなゴミが吸い込める

CL002DZとR36DAの吸引口

ハイコーキのクリーナと吸引口を比べてみました。

というのも、ハイコーキのクリーナーは、吸引口でよくゴミが詰まるんです。

比べてみると、やっぱりマキタのクリーナーの方が大きくなってました。

しかも、マキタはパイプまでの部分が緩やかな傾斜になってるので、うまい具合に大きなゴミを吸い取ってくれます。

ほんのわずかな差ですが、大きなゴミはマキタのクリーナーの方が、よく吸い取ります。

うすくて細長いゴミ→葉っぱや紙切れはCL002GZの方が得意みたいです。

アタッチメントトが豊富

アタッチメントは、ハイコーキと比べると、やっぱり豊富です。

とくに先端のアタッチメントは、ご自宅で使い分けをすると絨毯やカーペット・フローリング・車内清掃などで使うことができます。

マキタCL002GZ R36DA・R36DAサイクロン
先端アタッチメント シートノズル 無し
棚ブラシ 棚ブラシ
フレキシブルホース フレキシブルホース
ラウンドブラシ ラウンドブラシ
フロアカーペットノズル 無し
切替ノズル なし
ロック付伸縮フレキシブルホース 無し
ブラシノズル 無し
無し アングルジョイント


シートノズル:車内のシート清掃

棚ブラシ:棚上などが手軽に掃除できます

フレキシブルホース:ホースタイプのノズル柔軟性があるので狭い場所が掃除できる

ラウンドブラシ:ヘッドが動きます

フロアカーペットノズル:先端と中間部に毛取りブラシを採用 ※毛足7mm以下のカーペットに対応

切替ノズル:フロア掃除と絨毯掃除の切り替えができる

ロック付き伸縮フレキシブルホース:用途はフレキシブルホースと一緒です。

ブラシノズル:衣類に付着した花粉等の仕込みに便利

アタッチメントの豊富なとこは、さすがマキタ!

マキタって、ホントかゆいとこに手が届くメーカーなんだよなぁ~

マキタCL002GZW
吸い込み仕事率 125W
集じん容量ml 330
連続使用時間 強:16分~弱:1時間20分
充電時間 約28分
重さ 1,7kg
騒音パワフルモード 65dB
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R36DAのメリット

 

吸引力がはトップクラス!
現場作業で使うにはこれがいちばん!

わたしは、ゴミの処理を除けばカプセル式R36DAが一番いいと思ってます。

なぜか?

  • コスパがいい
  • 吸引力が高い
  • 軽量
  • もし、カプセル式に不満があればサイクロンに変更できる

以上の4点になります。

もし、カプセル式が使いにくいと思ったら後付けでサイクロンの変更できます。

まずは、ハイコーキのバッテリーをもってるならば、R36DAをつかってみてはいかがでしょうか?

ハイコーキR36DA
吸い込み仕事率 155W
集じん容量ml 560
連続使用時間 強:15分~弱:
充電時間 約25分
重さ 1,6kg
騒音パワフルモード 72dB
口コミを参考にする yahooショッピング
yahooショッピング価格 本体のみ 税込14,216円
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クリーナーをどこで使うか?

RB36はフィルターの掃除に向いている

クリーナーはカプセル式とサイクロン・紙パック式の3種類です。

それぞれ、使う場所や作業によって向き不向きがあります。

たとえば、カプセル式のクリーナーは自宅で使う方には向いていません。

なぜなら、フィルターの掃除をするときにエア工具がないと掃除がしにくいからです。

普通のご家庭では、エア工具(コンプレッサー・ブロワ)はないと思います。

掃除機で、フィルターのゴミを吸い取ることもできますが、「フィルターの掃除を掃除機で吸い取る・・・・・」

なんだか本末転倒な気がします。(笑)

とにかく、説明すると長くなりそうなので表でまとめてみます。

紙パック式 サイクロン カプセル式
自宅
事務所
倉庫・作業場
クルマ
ゴミが多い場合
フローリング
手を汚したくない方
コスパ
椅子の下などの狭い場所


事務所やお店で使う方は、お店の広さによりますが集じん容量が大きいタイプを選んでください。

紙パック式を使うとあっという間にゴミがいっぱいになってしまいます。

サイクロンタイプかカプセル式がいいかもしれません。

R36DAサイクロン・CL002GZはペットを飼ってる人には超おすすめ!

ペットの抜け毛

ワンちゃん・ネコちゃんを自宅で飼ってる方には超おすすめのクリーナーです。

「なんと言ってもCL002GZはペットの抜け毛をガンガン吸い取る!」←これです!

抜け毛の時期は、わざわざ大きな掃除機を引っ張り出して掃除するのが面倒だとおもいます。

そんなときにCL002GZは、サッと取り出してスイッチを入れると「あっという間」に抜け毛を吸い取ってくれます。

100Vのコードを差し込んで、重い掃除機を押し入れなどから引っ張りだす手間もありません。

もちろんクルマのシートにへばりついた抜け毛も驚くほどきれいに吸い取ります。

R36DAカプセル式は職人さんや倉庫で作業で使う人におすすめ!

R36DAは、やっぱり職人さん向きのクリーナーですね。

フィルターの欠点といえば手が汚れることと埃が舞うことくらいじゃないでしょうか?

大工さんが新築の現場でおが屑を吸い取ったり、私みたいに広い倉庫でつかいたいのならカプセルタイプです。

紙パック式は、すぐにゴミがいっぱいになりますし、ハイコーキのサイクロンは石こうボードの粉じんを吸い取るとフィルターが根詰まりしてしまいます。

動画で3機種の音・吸い取り能力を比較

まとめ

こんかいは、マキタとハイコーキのクリーナーを紹介しました。

紙パック式・カプセル式・サイクロンそれぞれに一長一短があります。

ハイコーキのサイクロンは、たまにボロクソにいってる方がいますが吸い取るゴミがあってないだけだと思います。

ハイコーキのカプセル式とサイクロンは、石こうボードの粉じんがフィルターに詰まるそうですが、

通常使ってる分にはフィルターが根詰まりすることはありません。

もともと、ハンディクリーナーは万能ではないので、ちょっとしたゴミをサッと吸い取るときにつかうと割り切れば、どのタイプも使えます。

とは言え、36Vのバッテリーをもってる方は、そうそういないと思います。

だんなが、バッテリーをもってるなら買って損はないクリーナーです。

家電メーカーよりも、耐久性があって壊れにくい電動工具メーカーが販売してるクリーナーなので、

使う場所や作業にあったタイプを選べば、どれもバツグンに使えます。