
皆さんこんにちは。
アトラスの日下(クサカ)です。
こんかいは、マキタのTV100をレビューします。
災害・キャンプ・アウトドアで使えるモバイルテレビですが、実力はどんなもんなんでしょうか?
結論から申し上げると「過度な期待はするなっ!」こんな結論になります。
すこし、荒っぽい言い方で申し訳ないです!(汗)
他のブログでいいことばかり書いてますが、テレビの映りはハッキリ言って悪いです。
「マキタが粗悪品を作ってるから?」
そんなことはありません。
TV100は非常によくできたモバイルテレビです!
こんかいは、TV100のメリット・デメリットを詳しく解説します。
ちょっとここが残念です。
「できれば、もう少し軽ければよかった!」というのが素直な感想です。
ラジオ受信中にバックライトが付きっぱなしなのが気になりました。
カバーを閉じれば画面が消えると思ってました。
これはバッテリの消耗にも大きく影響するのでのはないでしょうか?
ここが改善できればもう少しバッテリーの持ちが長くなります。
とにかく、映りが悪い
ロッドアンテナのみで、テレビを見ようとおもったら非常に映りが悪いです。
過度な期待をしてTV100を買うと結構がっかりするかもしれません。
選局できるチャンネルも一つ位しかできないので、ロッドアンテナはテレビを見るには使い物になりません。
買ってすぐに倉庫ないで使ったのですが、ロッドアンテナのみでは、映りが悪くてはなしになんないです!
TV100を買ったのは失敗か?
TV100は、とにかく映りが悪くて「やばい、やってしまった失敗かな?」と思ったのですが、そうじゃないみたいです。
テレビの電波は、場所によって電波の受信状況がかわります。
ワンセグ放送は、電波塔から離れてたり、障害物があったりすると電波がとどきません。
テレビの問題というよりも地デジ電波の特性で映りがわるくなります。
マキタのTV100は超優秀な携帯テレビです。
映りが悪いのは「電波を拾えない場所の問題?」でテレビの性能と関係ありません。
付属のダイバーシティアンテナを、たかい位置に置くと驚くほど映りは良くなります。
ダイバーシティアンテナは非常に優秀で、他社製品より電波を拾ってくれます。
他社製品を買ってためしてみましたが、マキタのマグネットアンテナがいちばん映りがいいです。
付属のアンテナをつなぐのがめんどくさい
電波をしっかりキャッチしてくれる付属のダイバーシティアンテナですが、テレビとの接続が面倒です。
収納もコードが長いので、線を畳むのが面倒くさくなります。
また、優秀なアンテナですが、野外で使うときクルマがないとアンテナを設置する場所がありません。
マグネット式なので鉄じゃないと引っ付かないからです。
アウトドアで使うとき、アンテナを付ける場所がないので、クルマを利用することになります。
つまり、クルマがないとTV100は野外で使えないことになります。
結論ですが「クルマにアンテナを付けても電波状況が悪いので山奥では無理!」ということです。
屋内で使えるのか?

次に室内でTV100を使った場合です。
やっぱり、ダイバーシティアンテナを使用しても、窓を閉め切った状態だと映りが悪くなります。
- ノイズが入りクリアな画面が見れない
- ラジオAM 954だけ受信状況が悪い
AMの954が雑音が入り聞き取りにくいです。
わたしのTV100だけかもしれません。
窓を全開にして、アンテナだけ外に出せば、かなり高画質な映像が見れます!
you tube動画で欠点を解説
TV100を動画で解説してます。
TV100のメリット!「ここは優れてます」
引用:マキタ
まずは、画面が大きいということです。
休憩時間に大人数でTVを観ることができます。
画面は自社製品を使用されているのかと思ったのですがシャープ製、映りもかなりキレイです。
屋外で少し受信状態が悪いと感じたら、付属のダイバーシティアンテナを使用すれば受信状態は良くなります。
バッテリも10.8V、14.4V、18Vに対応してます。
18VのBL1860Bをフル充電すれば11時間も視聴することができます。
広視野各80°となっており観やすい配慮がされている事もポイントが上がります。
また、USBに録音した音楽を聞く事ができ、音量も悪くありません。
キャンプで山奥に入る方もいるかと思います。
テレビ本体の電波状態くても、スマホはなんとか使える!そんなときは、ラジオアプリを使います。
スマホにラジオアプリをダウンロードしてBluetooth機能を使うとラジオを聴くことが可能です。
TV100は、USB端子をつかい充電ができるのも大きな魅力です。
6.0Ahのバッテリーを使うとスマホの充電が3回位は可能となってます。
どんな時に使いますか?
皆さんはどんな時に使いますか?
作業現場・事務所で使える!
事務所にテレビがない方は、1台あると便利です。
大きな事故や災害をリアルタイムで見ることができます。
また、持ち運びができるテレビなので、使ってるかたは職人さんが多いみたいです。
- 仕事がないときは、事務所や作業場で使う!
- 現場作業があるときは、クルマに積んで現場に持ち込む!
色んな場所で使うことができるのがTV100の魅力です。
作業現場の休憩時にテレビをみたり、ラジオを聴いたりするのもよいでしょう。
おひとりでの休憩は味気ないです。
テレビを見たりラジオを聞いてリフレッシュしましょう。
キャンプ、釣りで
キャンプで、お好きな音楽を聞くのも楽しいものです。
夏の思い出作りに音楽は必須ではないでしょうか?
キャンプで雨が降り、やることがなかったらテントやクルマのなかでTV100を使うと暇つぶしになります。
雨に濡れても大丈夫!防水機能がある
突然の雨、キャンプやアウトドアでは珍しくありません。
そんなとき、あわててテレビをしまわなくても大丈夫!
防水保護4級(IPX4)が付いています。
さすがマキタ!
これは、キャンパーにとって助かる機能です。
災害時にもお役にたてます
充電式バッテリーが使えるので災害があれば役に立ちます。
台風で停電があるのも珍しくないと思います。
TV100があれば、テレビ・ラジオで災害情報を聞き逃すことはありません。
マキタは、TV100を同梱した防災用のキットも販売しております。
自然災害が増えてきている昨今、職場やご家庭に1台あると、いざというときに安心です。
セットで、6㎏以上の重さですが、ツールバックに入れると持ち運びも楽になります。
TV100・ワークライトML807・充電器・バッテリーがセットになってます。
とくに、ML807が優れモノで災害だけじゃなく職場や自宅でも使えるライトです。
詳しくは、別ページでML807をレビュ―してます。
あわせて見てください。
主要機能
- 周波数帯域:デジタルテレビ 470~770MHz FM 76~108MHz AM 522~1,710kHz
- アンテナ:ダイバシティ方式
- スピーカ:90㎜×2個
- 実用最大出力:7W×2個
- 接続端子:外部アンテナ端子 75ΩF型端子
- 接続端子:ヘッドホン端子 Φ3.5㎜ステレオミニジャック
- 接続端子:B‐CASカードスロット miniB-CAS対応
- 接続端子(Aタイプ)USB2.0(出力 DC5.0V、0.7A)
- 液晶ディスプレイ:サイズ 10V型 画素数 横1,024×縦600
- Bluetooth:適応規格 Bluetooth Ver4.0
- Bluetooth:対応プロファイル A2DP(SCMS‐T対応)/AVRCP
- Bluetooth:オーディオコーディック SBC、AAC
- Bluetooth:通信距離 10m(使用環境によって異なる)
- Bluetooth:送信出力 Class2
- 防水性能 IPX4(ただし付属品のアンテナ、ACアダプター、リモコンは防水性能に対応していません。)
- 電源:スライド式バッテリ10.8V、14.4V、18V 家庭用電源 AC100V 50/60Hz(付属のACアダプター使用)
- 本製品寸法:ハンドルを起こした時 長さ205㎜×幅300㎜×高さ349㎜
- 本製品寸法:ハンドルを倒した時 長さ238㎜×幅300㎜×高さ230㎜
- 質量:5.2kg(TV100本体のみ)
TV100を動画で見る
makitaが公開しているTV100を動画で見てみましょう!
他のメーカーは?
実はマキタのライバル会社のハイコーキもTVを出しているんです。
現在、廃盤になってます!
型番:UR18DSML
マキタTV100 | ハイコーキ UR18DSML | |
周波数帯域 | 470MHz~770MHz
76MHz~108MHz |
470MHz~770MHz
76MHz~108MHz |
ディスプレイ | 10インチ | 8インチ |
連続使用時間 | テレビ視聴:約5時間(18V 3.0Ah) | テレビ視聴:(18V 3.0Ah) |
入力端子 | USB | USB、SDカード、AUX |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
本体サイズ | 縦238㎜×横300㎜×高さ230㎜ | 縦305㎜×405㎜×高さ265㎜ |
重量 | 5.2kg | 4.2kg |
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私は、画面サイズでTVを選びますが、マキタTV100が10インチあるのに対してハイコーキのUR18DSMLは8インチです。
僅か2インチと思われる方もいるかもしれませんが、この差は大きいです。
画面が小さいからコンパクトでは?と思われがちですが、画面の周囲を防護フレームで固めているので全体的にはマキタより大きい仕上がりになってます。
重量に関しては1kgハイコーキの方が軽くなっています。
気になるお値段ですが、小売り価格でマキタTV100は69,600円、ハイコーキUR18DSMLは48,500円とかなり金額の差がでてます。
特に注意して欲しいのは両者ともバッテリと充電器は含まれていません。
機能に関しては、端子部分でハイコーキが優れていました。
UR18DSMLにはSDカードスロットがありますので、デジカメで撮った写真をテレビで見る際には重宝します。
また、AUX機能も搭載されている為、ビデオカメラの映像を確認したい方に便利な携帯テレビです。
※AUX規格が映像に適合する必要があります。
まとめ
本日は、マキタTV100のレビューとなりました。
現場での休憩時間に、大きい画面でテレビを見たい方は断然オススメできる商品です。
電波状況が悪いキャンプ場で、使うと無理があります。
市街地であっても大きな障害物があったり屋内で視聴したりすると、映りがいいとは言えません。
電波状況が良ければ、テレビとラジオが視聴できるので災害時にも情報を得るツールになります。
テレビを見ない方でも、
- スマホとペアリングして音楽を楽しむことができる
- USB端子付きで充電ができる
けっこう、マルチな携帯テレビです。
一月後にカタールでサッカーワールドカップがあります。
スポーツ観戦が好きな方は、職場や事務所にあると、試合経過が少し観たいとか、休み時間にサッカーを観たい方におすすめです。
画面がそこそこ大きくなってるので、スポーツ観戦するには、もってこいの携帯テレビ!
ラジオで聴く高校野球も悪くないのですが、サッカーはやっぱりテレビに限れます。
休憩時間にTV100で日本代表を応援しましょう!
※カタールのサッカーキックオフは日本時間の19:00~28:00