こんにちは!
アトラスで自称若手のクサカです。
本日は、「DIY用工具とプロ用工具の違い」について解説します。
「いったい、どこが違うんだろう???」とおもったことないですか?
結論から先にいうと、プロ用とDIY用の決定的な違いは「耐久性」です。
もっと、かんたんに言うと無理をしても壊れにくいってことです。
このページをみるとプロ用とDIY用工具の違いが詳しくわかります。
これから、使いたい電動工具がプロ用を選んだ方がいいのか?
それとも、DIY用の工具で十分なのかわかると思います。
ポイント1:プロ用とDIY用の違い!耐久性が違う
DIY用のモデルは軽作業を目的とした家庭用モデルのため、低価格で販売されてます。
なぜ価格が安いのでしょうか?
すぐにこわれるの?
そんなことは、ありません。
耐久性が低いといっても、仕事がおやすみの日におこなう軽作業や、たまに使用する程度なら、けっこう長持ちします。
私のDIY用ドライバードリルは、3年以上使用してます。
一度も調子わるくなったことがありません。
もちろん、毎日ガンガン使ってますが無理しなければ全然大丈です。
ポイント2:パワーと精度が違う
プロ用とDIY用の電動工具は、耐久性の他に
- パワー(作業スピード)
- 精度
が違います。
パワーの違いは、作業スピードに影響し精度は仕上がりに影響します。
この2点を解説します。
パワーの違いは作業時間に影響する
パワー不足は、一日の作業量に影響してきます。
例えば、インパクトドライバーを比較すると、
大工さんなどは、パワーがあって仕事がはやくできるプロ用工具を選ぶことになります。
一方、のんびりDIYを楽しみたい方は、工期などを気にする必要はありません。
時間に縛られずのんびりしながらのDIYは楽しいですよ。
プロ用は、DIY用に比べると精度がいい
プロ用の電動工具は、正確な精度を求められます。
例えば、スライド丸ノコのプロ用は寸分の狂いもなく材料を切ることができます。
ほんの少しの誤差が積み重なると、材料を組み合わせたとき隙間ができたり寸法が合わなくて歪みが出たりします。
プロ用のスライド丸ノコは、使ってる部品の剛性が高く、誤差が出にくい作りとなっています。
一方で、精度をあまり必要としない電動工具もあります。
例えばインパクトドライバーです。
インパクトドライバーなどは、精度にこだわる必要がないので初心者の方はDIY用で十分です。
かんたんな作業はDIYモデルの電動工具で十分
- 趣味ていどでDIYを楽しみたい
- 価格の安さを重視したい
- 週に一度しか使わない
こんな方は、DIY用で大丈夫です!
DIY用は、軽作業が中心のユーザーに低価格で販売されてるモデルです。
DIYが、どんなに好きな方でも、一年中作業できる方は少ないでしょう。
休日に時間がふえたとしても、バッテリーを買い足すか、容量のおおきいバッテリーを購入すれば問題ないと思います。
DIYは、精度を求められるものではないので、プロ用でなくても作業は十分こなせます。
『マキタ・ハイコーキ・RYOBIはDIY用であっても、耐久性がたかく作られており、長期間使っても壊れにくくなってます。』
こんな、選択でも大丈夫ですよ!
- 精度は特に求めない
- 使うのは休日がメイン
- 電動工具を買ったことがない
以上の条件の方は、DIY用から使ってみてください。
DIY用を使いこなせるレベルになったら、プロ用の購入をかんがえるのが、妥当かもしれません。
プロ用の電動工具について
プロ用の電動工具は、DIY用より次のことが優れています。
- 過酷な環境で使用できる
- 衝撃に強い
つぎの項目で詳しく説明していきます。
過酷な環境でつかうならプロ仕様?
過酷な環境とは、どのような状況でしょうか?
- 雨が降っているなかでの作業。
- 温度・ 湿度の高いところや狭い場所での作業。
- 粉塵やほこり等がとびちる作業現場。
雨・埃・湿度・負担のかかる作業に耐えられる電動工具が簡単にいえばプロ用です。
プロ用は、高品質の素材が使われているため、衝撃にもひじょうに強く、破損しにくいのが特徴です。
プロ用は長時間使用を想定している為、パワーがあり頑丈でこわれにくいのです。
そのためプロ用は、価格がたかく設定されています。
ポイント3:プロ用の電動工具には、たくさんの色がある
プロ用の電動工具はカラーのラインナップがたいへん豊富です。
それに比べて、DIY用モデルはメーカーが決めた色以外はありません。
なぜか?その答えはいたってシンプルでした。
作業現場は、たくさんの職人さん達が集まります。
職人さたちが集まると「同じ工具・同じ色」だと誤って使用してしまったり、間違えてもって帰ってしまうことがあるんです。
そうです!
職人さん達が、一目で自分の電動工具が分かる為にカラーラインナップが多いのです。
カラーラインナップが多いと購買意欲をそそられませんか?
ここで、国内のトップシェアをほこるマキタとハイコーキのカラーリングを見ていきたいと思います。
マキタ「プロ用・DIY用」カラーの違い
マキタは、プロ用電動工具の基本色をブルーにしています。
いわゆるマキタブルーと呼ばれてる色です。
この色はプロ用工具となるので、マキタのDIY用を探してる方は間違えないようにしてください。
マキタDIY用はグリーンです。
写真の掃除機がDIY用の色となります。
マキタの電動工具でグリーンをみかけたらDIY用だと思ってくださいね!
ハイコーキ プロ用・DIY用のカラー
ハイコーキは、プロ用の基本色はグリーンとなります。
アグレッシブグリーンと呼ばれています。
一部の商品を除いて、アグレッシブグリーン・ブラックがハイコーキの基本色となります。
つぎに、DIY用カラーです。
上の写真がDIY用で採用されてる色になります。
DIY用をブルー?と呼んでる人がいますが、ぼくには紫に見えます
2大メーカー(マキタ・ハイコーキ)はカラーリングが逆になってます。
どちらも最大5色展開をしております。
カラーが多いと、どれを購入するか迷ってしまいますよね?
基本色が嫌だという方は、ブラックがおすすめです。
理由は、汚れが目立ちません。
また、ハイコーキ・マキタともにオリーブ色を見かけるようになりました。
アウトドアで使える商品はオリーブ色の人気が高いようです。
また電動工具によっては、一部のパーツをカスタムもできるようです。
人気工具メーカー「プロ用とDIY用」を見分ける
ホムセンでよくみかける、人気工具メーカー「プロ用とDIY用」のカラーを掲載します。
参考にしてください。
ボディーカラーでプロ用とDIY用を見分ける | ||
プロ用 | DIY用 | |
マキタ
プロ用はブルー DIY用はグリーン DIYの型番はMから始まる |
||
ハイコーキ
プロ用はグリーン DIY用はブルー DIYの型番はFから始まる |
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RYOBI
DIY用は赤 |
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パナソニック
プロ用は赤と黒 |
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BOSCH
プロ用は青 DIYグリーン |
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ブラック&デッカー
プロ用は黄色 DIY用はオレンジ |
プロ用の購入を考えてみる
これから電動工具を使用することが多くなりそうな方は、プロ用の電動工具を検討した方が良いかもしれません。
使えば使うほど「買って損した」と思うことはないでしょう。
DIY用の電動工具は慣れてくると物足りなくなってきます。
ちょっとほしい物を我慢してワンランク上の電動工具を購入するのも良いのではないでしょうか?
- 仕事で電動工具を使う
- 現場の移動が多い
- 電動工具をたくさん揃えていく予定がある
以上の条件にあてはまる方はプロ用を検討してください
プロ用・DIY用、最初に揃えたい「インパクトドライバーとドライバードリル」
最初にそろえる電動工具って、なんだと思いますか?
ほとんどの方は、「インパクトドライバーかドライバードリルじゃないでしょうか?」
なぜ、インパクトドライバーなのって思われるかもしれません。
理由は、ネジを締める作業がいちばん多いからです。
ビスやネジをしめる作業って家庭でも、多いと思いませんか?
ほらっ、周りを見てください!
机の引き出しや収納棚に一本はドライバーがあると思います。(笑)
通販などで、組み立て式の机や椅子を買うことがあるかと思います。
ドライバーでネジを何本もしめるのって、けっこう大変ですよね?
そんなときに役立つのがインパクトドライバーです。
手で締めるドライバーより、はやくて楽にしめる事ができる電動工具です。
【電動工具の入門は、インパクトドライバー】どれを選んでいいのか分からない方は、別ページで詳しく説明しています。
ドリルドライバーとインパクトドライバーの違い
インパクトドライバーと似た工具で、ドリルドライバーと呼ばれるタイプがあります。
ドリルドライバーに打撃が加わるのが、インパクトドライバーです。
まちがえないでくださいね!
別ページで「ドリルドライバーとインパクトドライバー」の違いを解説してます。
合わせてみてください!
ドライバードリルは女性でも簡単に使うことができます。
ドライバーで30秒かかる作業があっという間にできてしまいます。
また、壁にビスを打つとき、ドライバードリルがあれば楽に作業ができます。
同じ作業をするのであれば、疲れない楽な方が絶対にいいですよ!
プロ仕様の電動工具はスゴイ!
1日に8時間、週にすると40時間くらい職人さんのお供をする電動工具!
年間にすると、ものすごい時間つかうことになります。
そして、意外に大事なことですが、プロ用の電動工具って、やっぱりカッコいいんです!
これって、だいじなことです。
現場でカッコいい電動工具をもってると出来る男って感じしませんか?
私も電動工具をいくつか持ってますが、慣れてきたらワンランク上の物を買いたいと思います。
DIY用の工具は無理な使い方をしないこと!
無理な作業をくりかえし行ってしまうと、どうしてもDIY工具の部品は消耗がはやくなってしまいます。
買い替えをおこなってしまうと低価格の工具でも出費がかさんでしまう事もあります。
- ハードな作業
- 精度のたかさ
- 使用時間が長い
3つにあてはまる方は、プロ用の電動工具を選ぶと作業の効率が高くなります。
私がびっくりしたのが、プロ用の電動工具は、精度の高い部品で作られている為に騒音が小さい事です。
完全に音を出さない事はむずかしいですが、音を少しでもおさえたい方には最適です。
電動工具の種類によっては音が大きい物があります。
近所に音に敏感な方がいらっしゃるかもしれませんので、配慮は忘れないでください。
木工DIY・三種の神器「インパクト・丸ノコ・サンダー」
木工作業にチャレンジしたい方は3つの電動工具を揃えてみてはいかがでしょうか?
- インパクトドライバー
- 丸ノコ
- サンダー
この3つは、木工作業において基本の電動工具です。
3つそろえば、椅子・作業台・棚などがかんたんに作れます。
別ページで、初心者おすすめのインパクトドライバー・丸ノコ・サンダーを紹介しています。
あわせてみてください!
電動工具は通販で安く買える?
電動工具は、ホームセンターで購入するとビックリするほどお値段が高くなってます。
2割~3割高いこともザラにあります。
ネット通販を活用してください。
売れ筋ランキングから選ぶ!
ランキングを参考にすれば、およその事は把握できるかと思います。
特に通販のサイトにおいては各ジャングルにおいての商品を見る事ができます。
木工作業で基本となる「インパクトドライバー・丸ノコ・サンダー」の売れ筋ランキングを掲載しときます。
ぜひ参考にしてください。
インパクトドライバー売れ筋ランキング | Amazon |
yahooショッピング | |
丸ノコ売れ筋ランキング | Amazon |
yahooショッピング | |
サンダー売れ筋ランキング | Amazon |
yahooショッピング |
初めて電動工具を購入する時に気をつけること
電動工具を購入して失敗したと思わない為のポイントを御紹介したいと思います。
目的にあった物を購入する
自分がどのような作業をするのかを考えてから購入しましょう。
作業に入り、この電動工具じゃ目的に合わないってことがないようにしてください。
最初から余りにもマニアックな物は購入しない
さいしょから、あまりにも高スペックな電動工具を購入するのは控えた方がよいです。
高スペックな物はプロの職人さんが使用するものが多いです。
また高額な電動工具が多いです。
購入してからうまく使えない!
いわゆる『オーバースペック』なんてことがないようにしましょうね!
まとめ
さて本日は、私見ですが電動工具のプロ用とDIY用について述べさせていただきました。
メーカの多くが、性能面はもちろん、価格やカラーでプロ・DIY用とで差別化を図って営業戦略を立てております。
購入前に、色々と電動工具について調べる事も、意外とおもしろいかもしれません。
時間に余裕がある方はホームセンター見学も良いかもしれませんね?
また、通販サイトやオークションの口コミも結構参考になりますのでご覧になるのも勉強になります。
本当に電動工具は奥が深いです。
私も色々と調べ、電動工具について勉強していきます。