アトラスの日下です!
こんかいは、マキタの充電式丸ノコHS474DRGXをレビューします。
HS474DZは、初心者のわたしが、はじめて使った丸ノコです。
まったくの、ド素人のわたしはどれを買っていいのか分からず社長に相談しました。
すると、これを使えと渡されたのがHS474DZです。
社長から、どうしてHS474DZを使えと言われたのか後で聞いてみました!
- 125mmであること
- 軽いこと
- 充電式であること
- プロ用であること
以上の理由があったそうです。
3番までは納得できますが、4番の「プロ用であること」初心者のわたしにプロ用?
社長は、「初心者だから丸ノコだけはプロ用を使え!」といってますが、なぜでしょう?
その理由も含めてこんかいはレビューします。
丸ノコだけは、プロ用の充電式が絶対にいい
まず、さいしょに社長が「丸ノコだけは充電式のプロ用を使え」といった訳からお伝えいします。
初心者のわたしに社長が・・・・
おまえ・・・不器用だからコードレスにしろ
100Vとコードレスって、そんなに違いますか?
違うよ!じゃあコードレスを何回かつかった後に100Vを使ってみるか?
わ、わかりました!
じつは、わたしは同時にいくつかのことをやるのが非常に苦手です。
- 定規を使う
- 丸ノコのスイッチを押す
- 真っすぐに切れてるか確認する
- キックバックに備える
こんなことを同時にやるのが、すごく苦手です。
ド素人のわたしには、ハードルが高い!(笑)
ためしに、充電式の丸ノコを使ったあとにコード式の丸ノコで切ってみました。
わたくし、丸ノコは滅多なことで使いません。
こらっ!コードをそんなとこにぶら下げてると踏むぞ!
あっ!
うまく言えないのですが、コードレスを使ったあとに、100Vの丸ノコを使うと使い勝手が全然違います。
- 定規を使う
- 丸ノコのスイッチを押す
- 真っすぐに切れてるか確認する
- キックバックに備える
これ+コードの位置を気にすることになります!
これでは、不器用なわたしは材料を真っすぐに切ることができません!
なにより、コードレスの良いとこは、ほんの少し木を切りたいときに、
- サッと出して・・・
- ちょっと切って・・・
- さっとしまえるとこです!
つかいがっては、もちろんですが安全面でもコードレスの方が全然いいんですね・・・・
社長が「プロ用の充電式を使え」といってる意味がなんとなくわかりました。
HS474DZの「すこし、残念なとこ」
まずは、残念なとこ(デメリット)から書いていきます。
この、丸ノコかなり気に入ってますが、やはりデメリットもあります。
パワーがやっぱりない
18Vの充電式丸ノコなので、100Vの丸ノコを使ってる方は、若干のパワー不足を感じます。
購入したときは、「おー!よく切れるなっ!」と思ったのですが・・・・
チップソーの手入れを怠ったせいでしょうか?
さいしょに比べると、随分きれなくなったような感じがします。
薄い材料などを切ってるとパワー不足を感じませんが、2×4材くらいの材料になると差がハッキリと分かります。
具体的に言うと、「分厚い木材・堅い木材」をきったとき、なかなか前に進まないといった感覚です。
100Vの丸ノコと比べると、少しパワー不足を感じてしまいます。
際切は、ほとんど使わない
ベースを分離して際切りができますが、ほとんど使いません。
プロの大工さんが使う機能なので「きわ切り」がないタイプでもよかったのかな?と思ってます。
これは、選んだ私の方に問題があるので、HS474DZのデメリットと言うほどの物ではないかもしれません。
本体のみで買ったので、専用の収納ケースだけでも買うべきだった
丸ノコの収納って、みなさんどうしてますか?
わたしは、適当な端材をあつめて丸ノコを置いてます。
ところが、いちどだけ丸ノコをけっこうな高さのとこから落としてしまったことがあります。
ひや汗が出てしまいました!
だいじな、丸ノコなので慌ててこわれてないか確認したところ・・・・
セーフでした!
よかった!よかった!
そのとき、「丸ノコだけは収納ケースがいるかなぁ?」と購入をまじめに考えました。
18Vのバッテリーをもってるので本体だけを購入しましたが、移動・収納を考えると丸ノコにかぎり専用の収納ケースは、絶対に持ってた方がいいと思います。
ただ、この収納ケースがけっこう高い!
いまだに買ってません。
丸ノコは、精密機械なので落としたりぶつけたりすると、すぐに精度が狂ってしまいます。
フックや収納ケースをかって大事に保管してください。
社長は、工具をだいじに扱ってるので専用の収納ケースをもってますが、やっぱり収納ケースがあるといいですよね!
バッテリーをセットしにくい!
細かいことですが・・・
マキタの丸ノコは、バッテリーのセットがハイコーキの丸ノコに比べるとやりにくいです。
ハイコーキのバッテリーは後ろからポンと押すとカチッとはまりますが、マキタは横からセットするので上手くセットできないときがあります。
バッテリーを抜くときもマキタの方が抜きづらいです。
堅いというか・・・とにかく横向きなので上手く力がはいりません。
バッテリーの抜差しはハイコーキの丸ノコの方がいいです。
HS474DZのメリット
はじめて、購入した丸ノコHS474DZですがメリットをいくつか取り上げます。
HS474DZは、機能・精度のにおいて間違いのない丸ノコですが、最大の特徴は軽いということです。
この、「軽い丸ノコ」って、どれだけの恩恵があるのか?
具体例をあげながら掘り下げてみます。
HS474DZは軽い!
HS474DZのいちばん良いとこは?
「軽くて使いやすい」ということです。
「バッテリをつけて2,7kg」丸ノコの中ではかなり軽い部類に入ります。
軽くて使いやすいということは、初心者にとってだいじなことで、丸ノコに慣れるにはもってこいの機種です。
初心者にとっては、パワーよりも軽いこと(取り回しがいいこと)の方が大事です。
キックバックの反動が少ない
軽い丸ノコは、キックバックの「ガツン」とくる反動が少なくなります。
刃径165mm以上の丸ノコは、重量があるのでキックバックしたときの反動が大きく慣れていてもヒヤッとする瞬間があります。
丸ノコを使うのが「怖い方・初心者の方」は安全面においても125mmの軽量タイプがおすすめです。
軽いというのは、取り回しだけでなく安全面においてもメリットがあります。
キックバックが分からない方は別ページでキックバックについて説明してます。
丸ノコを使う前の注意点も書いてます。
あわせて読んでください。
ちょっとした作業に使える
軽くてコンパクトしかもコードがない!
HS474DZは、写真のような木材をちょっとだけカットしたいときに便利です。
充電式のコンパクトなタイプは、コードを電源につなぐ必要もないですし軽いので屋外にもっていけば散かることもありません。
コード式だと電源まで届かない場合もあるので、延長コードも用意しないといけません。
片づけるときも、電源を抜いてコードを束ねて→収納といった流れになります。
コード式の丸ノコは、やっぱり面倒くさいです。
HS474DZは手にもったときのバランスがいい!
マキタの丸ノコは、バランスがいいと思います。
社長がもってるハイコーキ製の丸ノコと比べても遜色ありません。
C3605DA・C3605DCを使わせていただきましたが、ぼくは正直ハイコーキの丸ノコよりも扱いやすいと思ってます。
マキタの丸ノコは、重心が丸ノコの中心にあるような気がします。
いっぽうのハイコーキは、後ろの方に重心があるように感じます。
ハイコーキの方が少し、上から丸ノコを押さえつけるような感じで切ってく感覚です。
もちろん切断スピードは、ハイコーキのフラッグシップモデルには敵いませんでしたが、スピードを除けば、マキタの丸ノコの方が使いやすかったです。
モーター音は、おもったよりも静か!
会社にレンタル品のマキタのM565があります。
あたりまえですが、DIY用のM565と比べると非常に静かです。
休日のときに使っても音をさほど気にする必要がないかもしれません。
でも、丸ノコってけっこううるさいですからね!
切ってる人は、さほど気にならないのですが・・・・(汗)
近所迷惑にならないように注意してください。
125mmなので、心理的な負担が少ない
チップソーが125mmと165mmの丸ノコを、実際使ってみると印象が全然違います。
初心者の方は、165mmだと重量もけっこうあって刃が回転しだすと迫力があります。
165mmのタイプはパワーもあるのでけっこう怖いです。
その点、HS474DZはコンパクトなので心理的負担も軽くなります。
HS474DZ、切れ味は抜群!
あたり前と言えば、あたり前ですが・・・
- 切れ味
- 切断の精度
以上の2点は素晴らしいです。
マキタは、プロ用の丸ノコに標準で鮫肌が付いてます。
この、チップソーがよく切れるんです。
切断面の鮫肌を使うとビックリするほどきれいになります。
18Vの丸ノコは、少しパワー不足だな?と思うことがありますが鮫肌を付けることによって作業スピードは格段に上がります。
ただ・・・・
わたしが、切るとたまに言うことを聞いてくれません。
腕の問題だと思います。
社長が切ると、なぜか知らないですが・・・・
旧日本軍みたいに言うことを聞いてくれるから不思議です。
無線連動タイプのHS475DZとHS474DZどっち?
HS475DZは無線連動タイプなので、集じん機と接続することができます。
一方、HS474は無線連動が非対応です。
初心者の方は、HS474DZで十分だと思います。
じっさい、HS475DZと比べるとHS474DZ無線連動非対応タイプの方が人気があります。
コードレスタイプなので、天気のいい日に庭先などで使えば散らかっても掃除の手間がはぶけます。
室内で使う予定の方は、HS475DZでもいいと思いますが、無線連動対応を選ぶくらいだったら集じん丸ノコをおすすめします。
マキタの集じん丸ノコは、粉塵の吸収率も高いので選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?
DIY用とHS474DZどちらにするか?
とうしゃの社長の意見ですが、丸ノコはプロ用を選んだ方がいいそうです。
インパクトドライバ・ドライバドリル・サンダーなどは、DIY用でもかまわないそうですが、丸ノコは、できればいい物を選んだ方がいいといってます。
- 精度が高い
- 安全性が高い
- 壊れにくい
- バッテリを共有できる工具がたくさんある
などの理由があります。
別ページで「DIY用の工具とプロ用工具の違い」を、さらに詳しく解説しています!
危険な工具なので、値段重視で選ぶとノコ刃がぶれて真っすぐに切るのがむずかしい丸ノコもあるそうです。
メーカーの選定は大事です!
丸ノコをはじめて購入される方は、充電式を選ぶことをおすすめします。
充電式の丸ノコは、コードがないので取り回しがしやすいメリットがあります。
慌ててコードを切ったり丸ノコを落としたりするリスクも減ります。
お値段は高くなりますが充電式を使ってみてください。
リーズナブルな価格の丸ノコを探してる方は、別ページでマキタM565とFC3MA6のDIY用丸ノコをレビューしてます。
あわせてみてください!
HS474DRGXの仕様
HS474DZのスペック表を用意しました。
参考にしてください!
ノコ刃寸法(mm) | 外径:125 内径:20 |
---|---|
最大切り込み深さ | 90℃:47 右45℃:30 左15℃:20 |
回転数(min⁻¹)[回転/分] | 5,400 |
本体寸法(㎜)(長さ×幅×高さ | 256×183×246 |
質量(kg)(バッテリー含む) | 2.7kg |
標準付属品 | 鮫肌チップソー(A-67175) 六角棒スパナ5(783203‐8) |
1充電の作業量(目安)※1
2×10材(厚さ38×幅235㎜) |
<DRG>約390本
※数値は参考値です。バッテリーの充電状態や作業条件により異なります。 |
マキタHP | HS474DZの詳細 |
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-
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ダストノズルがあると、掃除の手間が省けて楽にます。
-
丸ノコ吊り下げフック
収納や休憩のときにサッと片づけができます。
また、吊り下げることによって丸ノコを作業台などから落としたりすることがなくなります。
HS474DZは、こんな方におすすめ!
さて、最後にHS474DZは、こんな方に向いています!
- 初心者の方で充電式の丸ノコをはじめて買う方
- マキタの18Vバッテリを持ってる方
- DIY用の丸ノコからプロ用丸ノコに買い替えを考えてる方
- キックバックが怖い方
キックバックがどうしても怖い方は、キックバック軽減機能が搭載された丸ノコを選んでみては如何でしょうか?
別ページでキックバック軽減機能がついた丸ノコを紹介してます。
あわせてみてください!
まとめ
こんかいは、マキタの丸ノコHS474DZをレビューしました。
インパクトドライバ・丸ノコは、どこへでも持っていくことができる充電式の方が絶対におすすめです。
移動の多い作業でよく使う電動工具なので、少し予算はかかってしまいますが、プロ用の充電式をこんかいはおすすめしました。
デメリットをできるだけ詳しく書こうと思ったのですが、ほんと欠点の少ない丸ノコです。
あえて、欠点をあげるなら…100Vに比べるとパワー不足を感じます。
しかし、パワーがないといっても負荷がかからないときの、スピード感は18Vの丸ノコということを忘れてしまいます。
それくらい、よく切れます。
社長に「これを買えっ!」と言われたときに、ちょっと高いなと思ったのですが納得です。
ハイコーキの36Vにも負けないくらい出来はいいです。
よく聞いたら、マキタ・ハイコーキの丸ノコでいちばん売れてるモデルだと聞いたような気がします。
実際、かなり売れてるみたいですね!
買って損はなかったです。
初心者の方にも自信をもっておすすめできると確信しています。