ご家庭の庭に「ウッドデッキ・ウッドフェンス」を作りたいと思ったことってありませんか?
デッキもフェンスも「インパクトドライバ・サンダー・丸ノコ」3つの電動工具があれば、簡単に作ることができるDIYです。
こんかいは、マキタ・ハイコーキの丸ノコ限定!
かつ初心者におすすめの「手持ち式充電丸ノコとコード式丸ノコ」をご紹介します。
プロ用にするか、DIY用にするか迷ってる方多いと思います。
結論を先に言うと、丸ノコは
【プロ用がおすすめ!】
インパクトドライバー・サンダー・ドライバードリルなどはDIY用で十分です。
しかし、こと丸ノコに関してはプロ用をおすすめします。
なぜ、プロ用がおすすめなのかをこのページで解説いたします。
そもそも丸ノコとは?
まず、丸ノコとは?
丸ノコは「木・コンクリート・石こうボード」などの材料を切断する電動工具です。
円形の刃をモーターによって高速で回転させ材料を直線的に切断するのに適しています。
手持ち式・固定式に分類され、さらに手持ち式の場合、バッテリー式と100Vのコード式などがあります。
精度にこだわるならばプロ用がおすすめです。
丸ノコを使うメリット
丸ノコを使うメリットは次の4つです。
- まっすぐに木材を切断できる
- 木材を切るスピードが速い
- 斜めに木材を切ることができる
- 初心者でも仕上がりがきれいにできる
手ノコで正確に木を切るのは、意外に難しい作業になります。
かんたんそうに見えますが、それなりの熟練の技が必要になってきます。
しかし、丸ノコを使うと初心者でも「簡単・正確」切ることができてしまいます。
丸ノコは?
- 木材をまっすぐにカットする
- 木材をはやく切る
この二つの作業に非常に特化した電動工具となります。
丸ノコは実績のある国内メーカーから購入する
お値段だけで、丸ノコを選ぶのはおすすめしません。
【丸ノコだけは少し良い物を買ってください!】
安価なタイプは切れ味が悪く精度がでない丸ノコもあります。
安全面に問題がある丸ノコもあるので信頼できるメーカーから買うこと!
安価な海外メーカーは、レビューなどをしっかり確認して購入してくださいね。
切れ味が悪い丸ノコは「キックバック」の可能性も高くなります扱いやすいプロ用の丸ノコを選んでください。
マキタ・ハイコーキ・リョービは丸ノコで信頼できるメーカーです。
DIY用を選ぶ場合でも上記のメーカーから購入することをおすすめします。
youtubeで電動工具をレビューしてくれてるカミヤさんです。
プロの方が色々な工具の使い方を丁寧に分かりやすく教えてくれています。
是非見てください。
丸ノコを選ぶポイント
丸ノコを選ぶポイントをいくつか紹介します。
- カットする材料のサイズで選ぶ
- コード式・コードレスを選ぶ
- 価格から選ぶ
- 安全面から選ぶ
以上4つを掘り下げて解説します。
カットする材料のサイズで選ぶ
さいしょに、丸ノコの刃径(チップソーのサイズ)を選びます。
選び方は、「これから切断したい木材のサイズが何ミリなのか?」
ここがポイントになります。
90mmと105mmの角材は良く使うサイズです。
柱で使うことが多いからです。
例えば、ウッドデッキ・ウッドフェンスをつくる予定の方は90×90mm以上の角材を使用することが多いと思います。
125mmの丸ノコでは90×90mmの角材を切り落すことができません。
分類 | 丸ノコサイズ(厚切りタイプ) | 切込み深さ90° | カットできる角材のサイズ |
---|---|---|---|
小型 | 125mm | 39mm | 90×90mmの角材をカットできない |
125mm(厚切りタイプ ) | 47mm | 90×90mmの角材 | |
中型 | 165mm | 57mm | 105×105mm |
165mm(厚切りタイプ ) | 66mm | 120×120mm |
90mmの角材をカットする予定の方は125mmの厚切りタイプを選んでください。
105mmの角料をカットする予定の方は165mmを選んでください。
120mmの角材をカットする方は165mm(厚切りタイプ)を選んでください。
表に厚切りタイプと書いてますが(厚切り・深切り)と呼ばれています。
かんたんに言うとワンサイズ上のカットができます。
※丸ノコは最大切り込みの深さが必ず記入されてます!
購入の際は必ず確認しましょう。
例)切り込みの深さが47mmの場合 47mm+47mm=94mmになるので90mmの角材は上下2回で切れることになります。
コードレスか?100V電源コードタイプか?選択する
最初にコードレスにするか100V電源のコードタイプにするかを決めてください。
おすすめは、手持ち式(コードレスタイプ)です。
やはり、ウッドデッキやウッドフェンスは、その場で木材を切断できる充電式(コードレス)がおすすめです。
ウッドデッキやウッドフェンスを作る場合は、屋外で木材をカットすることが多くなります。
100V電源(コードタイプ)は野外で作業するとデメリットが顕著に出てきます。
電源がない場合は延長コードなどを活用しないといけません。
コードと丸ノコの位置を常に気にしながら作業することになります。
作業場はどうしても木材や工具で現場が散らかりがちです。
長いコードに足をとられることもあります。
これが結構めんどくさいです。
充電式バッテリをお持ちの方は、やはりコードレスタイプがおすすめです。
私もコードレス・コード式を各1台持ってますがコード式は安価なタイプを3年前に買いました。
コードチップソーを替えれば切れ味は問題ありませんが、コードレスを使うとコード式を一切つかってません。
最初からコードレスを買えばよかったと後悔しています。
安価なタイプを買うとかえって出費もふえるかもしれません。
初心者は軽くてコンパクトな125mm深切りタイプがおすすめ!
125mm・165mm正直どちらを選んでも大丈夫です!
どちらかというと初心者は125mmがおすすめです。
先ほども申しましたが、120mmの角材はあまり使わないので、初心者は125mm深切りタイプの丸ノコで十分です。
こんかい、あえて125mmをおすすめした理由は、軽くて取り回しが良いからです。
ウッドデッキ・ウッドフェンスを作るときに一番サイズの大きな場所は束柱になります。
束柱は、一般的に90mm×90mmか105mm×105mmの角材を使います。
90mm×90mmを2回で切り落とせる「軽くて扱いやすい125mm深切タイプ」を初心者の方にはおすすめしたいですね!
すこし話がそれますが、わたくし147mmの厚切り丸ノコを使ってます。
105mm×105mmの角材が切れるし、これがけっこういいんです。
ハイコーキから147mmのC3605DCが販売されています。
165mmよりも軽くて扱いやすく、買って損のない丸ノコです!
マキタ 125mm HS474DRGX
おすすめは、マキタのHS474DZです。
これは、わたくしも愛用していますが、軽くて扱いやすいです。
最大切込み深さ47mmなので90mmの角材も2回で切り落すことができます。
切断のスピードも18Vではトップクラス!
後悔のないマルノコです。
ハイコーキ 18V 125mm充電式丸ノコ C18DBL(LXPK)
ハイコーキの丸ノコは職人さんからも評価が高くバッテリは36Vと18Vの共有が可能です。
18Vの消音タイプでキックバック軽減機能も付いてる優れものです。
こちらも、最大切込みが47mmとなっています。
ハイコーキ 18V 165mm充電式丸ノコ C18DBAL(LXPK)
こちらも、もちろんバッテリは36Vと18Vの共有が可能です。
上記のC18DBLとの違いはチップソーのサイズとバッテリーが2個ついてることです。
最大切込み66mmとなっています。
丸ノコは価格だけで選ばない
冒頭で申し上げましたが
丸ノコは、安全面と精度が大事なので、精度と安全重視で少し良い物を選んでください。
決して粗悪品と言ってる訳ではありませんがプロ用は、お値段に見合った使いやすさ、安全性を兼ね備えています。
ウッドデッキとウッドフェンスを作るなら、場所を選ばないプロ用の充電式を購入しても決して後悔しないでしょう。
プロ用に手が出ないのであれば
DIY用の丸ノコを選ぶのであれば、マキタM565・ハイコーキFC6MAがおすすめです。
ハイコーキのDIY用丸ノコはプロからも評判がいいんです。
私も、マキタのM565を所有していますが、パワーはプロ用のHS474DRGXよりあります。
コード式も悪くありません。
ハイコーキの165mm FC6MA3 コード式丸ノコが、おすすめ!
DIY用丸ノコのベストセラー商品です!
165mmのマルノコになります。
これはおすすめです。
安価な丸ノコに純正でついてる刃は仕上がりも悪く、切れが悪いことがあります。
FC6MA3に最初からついてる純正の刃は、切れ味も良くDIYユーザーからも評判の良いマルノコです。
マキタの165mm M565 コード式丸ノコは、わたしも使ってます。
マキタのM565は、わたし自身も使ってます。
プロ用を買うまでは全く不満のない丸ノコでした。
正直、プロ用のHS474DRGXと比較してもパワーとスピードは18Vのコードレスタイプよりもあります。
お値段重視の方には、いちばんにおすすめしたい丸ノコです。
安全面から選ぶならハイコーキのプロ用丸ノコがおすすめ!
丸ノコは扱い方を間違えると非常に危険な電動工具です。
扱いになれた職人さんでも、気を緩めたり使い方を間違うと重大な事故につながる電動工具だということを常に頭に入れておきましょう!
こんかい、125mmをおすすめした理由の一つにキックバックがあります。
丸ノコが少し怖いな〜と思ってる初心者の方は、125mm深切タイプにしてください。
安全面・取り回しだけでみても125mm深切タイプがおすすめの理由は、ここにあります。
最近は、キックバック軽減機能の付いた安全性が高い丸ノコも販売されています。
上位モデルなので、少しお値段が高くなりますが安全第一です。
↓キックバック軽減機能がついた丸ノコでおすすめはコレです。↓
結局どれがおすすめ?ハイコーキC 18DBL(NN) 18V 125mm
やはり、丸ノコはハイコーキです。
18Vの18DBLを、とくにおすすめいたします。
メーカーによって得意なカテゴリがあります。
丸ノコはハイコーキがマキタよりも評価が高いです。
丸ノコは、木工作業をやる方にとって頻繁に使う電動工具です。
DIYを本格的に取り組みたいといった方は、充電式に限ります。
一方のマキタは、キックバック対策を搭載した丸ノコとなると最上位モデル(40Vmax)を購入することになります。
マキタの18V丸ノコにキックバック軽減機能がついてないのは残念です。
一方ハイコーキは、18Vとコード式の電子丸ノコにキックバック軽減搭載されています。
安全面から考えても初心者の方はハイコーキの丸ノコを選ぶことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
こんかいは、DIYで最初にトライする方が多いウッドデッキ・ウッドフェンスに限定して、丸ノコのご紹介をしました。
木工用の丸ノコは、DIYをこれから始めるのに一台絶対に必要なアイテムです。
丸ノコがあるとDIYの幅がグンと広がります。
記事で、危険な電動工具とご紹介しましたが、使い方をしっかりと守れば決して危険な電動工具ではありません。
こんかいは、安全面を重視して丸ノコをご紹介しました。
お値段は高くなるプロ用丸ノコですが、キックバック軽減機能があるタイプをおすすめしたいです。
「どうしてもそこまでお金を使いたくない!」という方はDIY用の丸ノコでも、十分使えることは間違えありません。
最後になりましたが、丸ノコを長年使ってると充電式(コードレス)タイプの丸ノコが絶対にいいです。
それだけ、場所を選ばないコードレスタイプが使い勝手がいいと言うことです。
マルノコを買ったら他にも揃えときたい便利なアイテムを近日記事にします。
最後までお付き合いありがとうございました!