みなさん、こんにちは!
こんかいは、ハイコーキのディスクグラインダーをレビューします。
買ったばっかりのディスクグラインダーなので、あまり参考にならないかもしれませんが、初心者なりに感じたことを一生懸命書かせていただきます。
結論から申し上げると、僕は少し使いにくいと思ってます。
充電式なので、電源がない場所でも使えますし、安全面を重視する方にはもってこいのグラインダーです。
ただ、パドルスイッチはグラインダーの角度を変えて作業するとき、少しやりにくいと感じることがあります。
こんかいは、その辺のとこを含めて、メリット・デメリットをご説明します。
G3610DBってどんなグラインダー?
G3610DBは、砥石寸法100mmパドルスイッチ式で、安全機能が充実したタイプ。
一方、同スペックG3610DAは、スライドスイッチタイプとなります。
双方、ハイコーキディスクグラインダーのフラッグシップモデルです。
ハイコーキ ディスクグラインダー G3610DB
おすすめのポイント
安全機能が、充実したディスクグラインダです。
最大出力が1270Wあるので、充電式タイプのなかでトップクラスの切断・研削能力があります。
「研磨・切断・研削」を一台でこなせるタイプ
バッテリー式なので、重量はそれなりにあります。
ただし、他メーカーの36Vシリーズと比べると比較的軽め、グリップ部分も細いので使い勝手は良いです。。
サイズ | 重さ | 温度設定 |
---|---|---|
25種類 | 14kg | -18°~60° |
保冷時間2室 -18° | Amazon価格 | 総合評価(5段階) |
BSL36B18使用 電池2個:8時間 電池1個:4時間 |
本体のみ 税込:18,327円
フルセット(バッテリ1個):39,598円 |
★★★★ |
デメリット
まずは、少し残念なとこを紹介します。
ぼくは、マキタのBL9533を長年愛用してます。
コード式のレバースイッチタイプです。
はじめてパドルスイッチ式のグラインダーを使ったのですが、パドルシフトに慣れるまで少し時間がかかりました。
ちょっと待て、そんなに扱いにくいか?
自分不器用なんで・・・・
横やりが入りました!話を戻します。
では、使ってみて残念だと思ったのは、次の4つです。
- 稼働時間が短い
- 握りてのグリップ部分が太い
- 本体が重い
- パドルシフトが慣れるまで使いにくい
順番に説明します。
1:稼働時間が短い
いままで、僕は充電式のディスクグラインダーを使ったことがありません。
あっという間に、電池がなくなります。
これは、正直ビックリしました。
時間にすると30分くらいしか持ちません。
バッテリーは3個くらい持ってないと続けて作業することができません。
長時間連続で使う方は、コード式か?それともバッテリーを複数持つか?
いずれかの2択になります。
※作業内容によって違います。塗装を剥がす程度であれば約30分くらい持ちます。
負荷が大きい作業は20分くらいです。
2:握りてのグリップ部分が太い
G3610DBを買う前に、社長と2人でマキタのグラインダーと比べてみました。
当社の社長は、日頃から僕の意見をぜんぜん聞いてくれません。
プラス超せっかちです!
G3610DBとマキタのグラインダーを持ってみたのですが、マキタの18Vグラインダーは、どのタイプもグリップ部分が細くて握りやすかったです。
社長は、「これこれっ!これがいちばんいいっ!」といつもの調子で即決してましたが、ここだけの話・・・(・_・;)
マキタのグラインダーが、正直いって全然持ちやすかったです。
3:本体が重い
バッテリー式の宿命といっていいと思いますが・・・
やっぱり重いす。
バッテリーを装着すると、2,7kgあります。
ただ、マキタの40Vmaxグラインダーと比べるとG3610DBは優秀です。
マキタは、3kgを超えるタイプがほとんどです。
しかし、G3610DBも手に取ったときの、感覚は「うっ、ハイコーキもやっぱり重い・・・・( ;∀;)」と言った感じです。
4:パドルシフトが慣れるまで使いにくい
当社の社長に、ブログを書くときは「日下が思ったことを正直に書けっ!」と、いつも言われてるので正直に書きます。
ぼくは、初心者なので正直パドルスイッチは使いにくいです。
パドルスイッチを入れるのは使ってるうちに慣れますが、グラインダーの角度を変えて使うとパドルスイッチを上手く握ることができません。
上手く書けませんが、パドルスイッチを握りながらグラインダーを斜めにしたり横向きにするときにパドルスイッチから手が離れる時があります。
やっぱり、スライドスイッチ方が使いやすいです。
G3610DBのメリット
それでは、G3610DBのメリットです。
そのまえに、僕の意見ではなく当社の社長の意見ですが、G3610DBは、マキタの40Vmaxより扱いやすいそうです。
重さは、G3610DBの方がマキタ製40Vmaxより、軽くて本体がコンパクトになってます。
また、パドルスイッチもマキタよりハイコーキのパドルスイッチの方が使いやすいそうです。
マキタのパドルスイッチは、オートロックレバーが、ちょっと堅くスムーズじゃないとのこと!
その点ハイコーキは、オートロックレバーが軽くて慣れると簡単にパドルスイッチを握りしめることができるそうです。
安全性能が充実してる
これだけ安全性能が充実してると危険度が高い工具でも安心して使うことができます。
わたくしは、大変ビビりなので常に怪我の心配をしながら、恐る恐るグラインダーを使ってます。
このタイプは、パドルスイッチ式なので心理的負担がかなり減ります。
安全性能は、次の通りです。
- パドルスイッチを採用
- ブレーキ停止機能付き
- キックバック軽減システム
- 再起動防止機能付き
- ソフトスタート
グリップ部分が握りやすい
グリップ部分は、146mmと細身で握りやすくなってます。
「握り部周長146mm」いちばん、細くなってる部分の長さが少し短くなってるのでもう少し長いと、もっと握りやすいと思います。
樹脂製のグリップ(黒い部分)があるので、素手で作業をするとき手のひらに汗をかいても滑ることはないです。
機能面はトップクラス
- 防水・防滴保護機能
- クラス最細径
- クラス最強の切断・研削性能
- 無段変速・オートモードダイヤル機能搭載
オートダイヤル機能が付いてるので、材料や用途に合った使い方ができます。
木材・金属・石材なんでも対応できるので作業の幅が広がります。
また、慣れないうちは、慎重な作業で低速を使うと失敗することが減りますし、心理的負担も減るはずです。
ハイコーキグラインダーの従来品よりスピードアップ
ハイコーキのホームページをみると、18Vのグラインダより1,6倍作業スピードがアップしてると書いてます。
しょうじき、G18DBBVLを使ったことがなので、どれくらい速いのか見当が付きません。
ただ、マキタのBL9533・BOSCHのコード式グラインダーより同じ素材を切ると明らかに速いです。
と、言うことでどれくらい速くなってるか、youtubeで比較動画をアップしてくれてる人がいたので見てください。
動画は、ハイコーキの100コード式・18V・14,4Vを切り比べしてます。
参考にしてください。
社長っ!この動画G3610DBっ、全然ダメじゃないですか!(゚д゚)!
おまえっ!ちゃんと見たか?
慌てずに最後まで見ろよ(笑)
G3610DBは、用途に応じて負荷を調整するんだよ!
いいグラインダーだから・・・(笑)
大どんでん返しがあるから最後まで見ろ!(苦笑)
電源 | コードレス | AC100V | |
---|---|---|---|
形名 | G3610DB / G3613DB | G18DBBVL(当社従来製品) | G10SH5(当社従来製品) |
最大出力 | 1,270W | 680W | 960W |
当社は、動画のように鉄筋を切ることは滅多にないのですが、よく廃材を処分するときにグラインダーを使います。
こんなやつです↓
釘やビスが抜けないときもグラインダーの出番です。
レシプロソーより、やっぱりはやいです。
あとは、産廃を切り刻むときにグラインダーを使ってます。
とくに、プラスチックですね。
↑これも、プラスチック切断用の砥石をつけて粉々にしてます。
このままだと、場所を取りますので、せっせと切り刻んでいます。
やっぱり、速いですよ!
ダイヤル設定 | 無負荷回転数(min-1) | 作業の目安 |
---|---|---|
1 | 3,000 | |
2 | 4,750 | ステンレス研磨・錆おとし・塗装はがし |
3 | 6,500 | 錆おとし・塗装はがし |
4 | 8,250 | あら研磨・切断 |
5 | 10,000 | あら研磨・切断 |
A
オートモード |
5,500
10,000 |
軽作業、作業待機状態
研削、切断作業 |
G3610DBを使った感想
G3610を使った感想です。
当社は、ほとんど研磨作業でグラインダーを使ってます。
塗装と錆を落とすので、作業は屋外!
延長コードを用意する必要がないので、準備と撤収があっという間に終わります。
充電式って、やっぱり場所を選ばないのがいいですよね!
どんな時に使ってるか?
当社は、ディスクグラインダーを「塗装の下地・さび落とし」で使ってます。
コンクリートや金属の切断作業で使うことは、滅多にありません。
もっと、細かく言うと・・・
次の様なときにG3610DBを使ってます。
- 研磨面積が少ない
- 錆が酷くて粉じんが大量に出る
この2つになります。
1研磨面積が少ないときに使う
使用時間が短い充電式グラインダーですが、面積が少ない「研磨・錆落とし・塗装の下地」で使うと便利です。
2:錆が酷くて粉じんが大量に出るとき
1と少しダブりますが、錆が酷いときは粉じんが大量にでるので倉庫の入り口から、かなり離れた場所で作業します。
場所が離れるほど、延長コードを伸ばさないといけないので、充電式のC3610DBを使うことが多くなります。
錆を落とす速さがスゴイ
当社は、両替機・券売機の他に厨房機器などの中古品を取り扱ってます。
10年以上使った設備は年期が入ってるので、錆を落とすときは粉じんが凄いことになります。
作業は、駐車場でやってますが、グラインダーは音が大きな工具です。
民家がすぐ隣にあるので、遠慮がちにやってますがG3610DBは音もけっこう静かです。
もちろん、研磨などで材料にグラインダ―を接触させると物凄い音がしますが、空回りしてるときはモーター音がビックリするほど静かです。
コード式のグラインダーと比べるとハッキリわかるレベルです。
2台持ちだと作業がはかどる?
社長っ!質問いいでしょうか?
なぜ、2台グラインダーを持ってるんですか?
それはね・・・バッテリー式のグラインダーは、やっぱり使用する時間が短いんだよ!
G3610DBは、20分~25分くらいしか持たない。
うちみたいに、さび落としが多い仕事だとバッテリーが直ぐ無くなってしまうだろう?
だから、時間がかかりそうなときはコード式を使う!
短時間で使うときは、バッテリー式で分けてるんだ。
あと、ディスクを交換するのも面倒なときがあるからね・・・
砥石交換の時間を短縮するために2台もってるんだ。
バッテリー式とコード式を使い分けると、凄く仕事がはかどります。
グラインダーは砥石の交換に時間がかかるので「あら研磨用・仕上げ用」で使い分けると便利です。
マルチボルトバッテリーは高いので、予備として7,000円~10,000円のお手頃な価格のコード式グラインダーを持っとくとバッテリーを何個か買うより安く済みます。
G3610DBは、こんな人に向いてる!
G3610DBは、
- マルチボルトバッテリーを持ってる
- たくさんの作業をこなしたい
- 安全性を重視してる
- 作業スピードをアップしたい
- 過酷な環境でグラインダーを使う
- 電源がない場所でグラインダーを使う
以上の方に向いてるディスクグラインダーです。
グラインダーは、くりかえしますが危険度が高い電動工具です。
当社の社長は、僕みたいにドンくさい従業員の怪我を防止する為に安全性を最優先してるみたいです。
また、グラインダーはパワーが強いタイプは、幅広い作業をすることができます。
36Vは電動工具によって、「オーバースペックかな?」と思うときがあるのですが、グラインダーは、「大は小を兼ねる!」まさに、36Vの恩恵を十分発揮できる工具です。
正直、インパクトドライバーなどは、18Vあれば十分ですが、グラインダーは100Vか36Vあった方が、たくさんの作業をこなせて便利です。
マルチボルトバッテリーを持ってる方は、18Vのグラインダーより36Vを選んだ方がいいかと思います。
ディスクグラインダーは凄く種類の多い電動工具です。
色々なタイプがあるので、初心者の方は別ページで10,000円以下のディスクグラインダーを紹介してます。
ハイコーキのマルチボルトバッテリーを持ってない方はあわせてみてください!
G3610DBの基本スペック
型名 | BSL36A18 |
---|---|
砥石寸法(外径×厚さ×穴径) | 125×6×22mm |
モーター | ブラシレスモーター |
無負荷回転数 | オートモード:5500回転/分 変速モード3000~10000回/分 |
期待寸法 | 357×71mm 全長×ギアカバー×全高 |
重さ | サイドハンドル・バッテリー 装着時 2,8kg |
使用可能蓄電池 | マルチボルト電池 |
本体のみ | |
フルセット |
セットで購入すると便利なアイテム
-
\バッテリは2個持ちがおすすめ/
マルチボルトバッテリ―BSL36A18
充電式のグラインダーは、使用時間が短いデメリットがあるので予備のバッテリーを1個持っとくと、作業時間が長くなり仕事がスムーズになります。
電池が切れたら予備のバッテリーを使ってる間に充電ができるので便利ですよ!
Amazon口コミ
Amzonの口コミも参考にしてください。
好意的な口コミも多数あります。
批判的な意見としては、やっぱり本体が重いといった意見が目立ちます。
まとめ
こんかいは、ハイコーキのG3610DBをレビューしました。
社長と僕の意見が、大きくわれたグラインダーです。
社長は器用な人なので、なんでもそつなくこなします。
「これ、いいな~」とG3610DBを絶賛してますが、僕はパドルシフトが嫌なのでBOSCHかマキタのコード式グラインダーを使ってます。
ただし、安全面・作業の用途・作業効率を優先する人には素晴らしいグラインダーです。
プロ用のグラインダーになりますが、ライトユーザーにもおすすめできるグラインダーです。
社長に、なんでマキタ40Vmaxのグラインダーにしなかったんですか?と聞いたら、マキタは「デカい・重い」と言ってました。
やっぱり、36V充電式はハイコーキに限るといった考えみたいです。
マルチボルトバッテリーも魅力的ですしね・・・