丸ノコチップソーとは?
皆様こんにちは。
アトラスの日下です。
本日は、丸ノコチップソーについて御説明いたします。
その前に、社長とのやり取りを。
社長『日下。丸ノコチップソーって何?』
日下『丸いノコギリクワガタですか?』
社長『そんな訳ないだろう。』
日下『それでは何ですか?』
社長『電動工具のひとつだよ』
日下『あっ。私みたいな初心者みたいな方でも分かるような説明ですね。』
社長『そういう事。初心者の方でも分かるように説明して』
日下『分かりました。』
それでは本題に入ります。
チップソーとは、丸ノコの刃の先に超硬チップがついた物をチップソーというそうです。
TIP(チップ)=先端につけるもの
丸ノコは、丸い鋸刃を使用する電動工具の本体の事をさします。
SAW(ソー)=ノコギリ
チップソーは高速回転する超硬チップで対象物を切断します。
チップの箇所と、本体を別の素材にしているのは、高い耐久性や切れ味を維持しつつ、コストを下げる為です。
チップソーは主に丸ノコで使用されるほかに、身近では草刈り機などでも使用されます。
加工する素材も木材、金属等はば広く使用される電動工具です。
チップソーの選び方
チップソーは素材や径の大きさ、刃数まで種類が色々です。
目的に合った適正な品物を選ばないと、機器が破損したり、摩耗が早くなってしまいます。
目的に合わせた、適切なチップソーの御案内をいたします。
①木工用で選ぶなら、扱う電動工具の『取付可能なサイズ』を必ず確認しましょう。
もともとついていたサイズの刃しか取り付けられない事が多いようです。
確認方法は説明書を見るか、メーカー様のホームページ、購入先で聞けば問題はないかと思います。
サイズの確認が終了したら、刃数の検討です。刃数の多い物と少ない物を用意すると、仕上がりの比較ができます。
上記画像はほんの一例です。
⓶金属用で選ぶなら、材料の厚みと刃が適応する材料の厚みを参考にします。
金属用チップソーは、最大で6㎜位の厚さしか対応していない事が多いので、それ以上の厚さを切断するのであれば厚物用のチップソーを選びましょう。
材質に合わせた、適切なチップソーがあるので、対応した物を選んで下さい。間違ると切断面が荒くなったり大きな事故につながります。
上記画像はほんの一例です。
③草刈り機用で選ぶなら 草を切断するので、扱いやすさを重視した軽量構造の物が多いです。
草刈り機の場合には、樹脂刃やナイロン製刃のものが存在します。
チップソーの素材について
項目名 | |
---|---|
鉄工 非金属チップソー | 耐熱性を向上させた材質を使用したもの |
ダイヤモンドソー | 刃先部分に工業用ダイヤモンドを付けたもの |
メタルソー | ハイス鋼(鉄の種類)の物を加工します |
まるのこ | 外周部分に手鋸の刃みたいな形を作り、刃先を研磨したもの |
マイタソー | 丸ノコで台金部分を研磨して中凹にしたもの |
チップソーの素材はほんとうに、色々な種類があります。用途に合わせたものを揃えて、安全な作業を行ってください。
おすすめの丸ノコチップソー
木材を切るなら、木材を切るためのチップソーです。
木工用だけではありませんが、元々取り付けられていた同じサイズを選ぶことが重要になってきます。どのように木材を切るかによって刃数も変わりますので適したものを選んで下さい。
鉄や金属を切るなら、鉄工用チップソーです。
こちらは、金属や鉄などの固いものを切る時に使用します。鉄工用にも様々な種類があり、鉄、アルミ、ステンレス等、素材に適したチップソーを使用しましょう。
適していないチップソーを使用すると、事故や刃こぼれの原因になります。
板材の切断には、サイディングチップソーです。
セメントと木質系成分を合わせて作られた外壁素材の事を窯業サイディングと呼ばれます。
こちらのチップソーはオールダイヤと超硬チップソーがございますが、刃数が多いほどきれいに切断できます。
オールダイヤは幾分か高額ですが、非常に頑丈なので長く使用できます。
石こうボードを切るなら、石こう用ボードチップソーです。
石こうボードは他のチップソーでも切れますが、やはりきれいに切断するのならば専用のものを選択した方がよいでしょう。
理由は仕上がり時の切断面が綺麗ですし、切断時に出る粉塵を抑えることができます。
石こうボードが厚い場合には、サイズにあったものを選択してください。
草刈りには、草刈り用チップソー、山林用チップソー。草刈り機は重いので、作業が長引くと負担が大きいです。
できるなら、軽さを重視して選んで下さい。
草刈り機本体に穴があいていて軽量になっているタイプを選びましょう。
刃の数がおおいものは竹や笹、少ないものは雑草の切断に向いております。
刃数と厚さについて
刃数がすくないチップソーは厚物や鉄なども簡単に切断することができ、資材を切断する時にも抵抗が少なくなるので、早く切ることができます。
刃数がすくなくなると切断面が荒くなってしまうので御注意ください。
刃数が多いチップソーは、刃数が少ないチップソーにおこりやすい、バリが発生しにくく、切断面をきれいに仕上げることもできます。
トタン、合板などでできた薄物の切断時にも暴れにくくなっております。
ただデメリットは切断スピードが遅くなってしまうことや、分厚い資材の切断にはむかない事です。
また資材を切断した際に発生する粉塵がポケットにたまりやすいです。
しかし、板以外の切断や細かい作業にはかなり向いておりますので、用途に合わせたものを選んで下さい。
次に刃の厚みについてですが、厚みによっても出来具合が異なります。
刃が厚いチップソーは資材を切断する際にブレが少なくなるように作られております。
安定を求める方にはおすすめといえますが、デメリットもございます。
厚いチップソーを装着していると電動工具自体に負担が大きくなり、資材に対しての摩擦抵抗が大きくなってしまいます。
次に、刃の薄いチップソーですが、電動工具に対する負担は少なく素早く作業を行う事ができます。
簡単な作業でしたら問題はないはずです。ただ厚い資材を切るのは不向きです。
メーカー別のチップソー
チップソーを販売しているメーカーは色々あるけど、どのメーカーから選べばいいの?ってなるかもしれません。
私も色々と見ましたが、かなりの数があって決定打になるものが、なかったので2大メーカーから選びました。
マキタ様のチップソーは電動工具の最大手のメーカー様だけあって種類が豊富です。
その中でも人気なには鮫肌プレミアムホワイトチップソーです。
なんかよく切れそうなネーミングですね。
実際に購入された方のお話を聞くと、切れ味は鋭く、初心者の方でも非常にあつかいやすいそうです。防音に特化したダブルスリット構造も人気のようです。
こちらのマキタ様の鮫肌チップソーシリーズは、かなりのおすすめかと思います。
理由は切れ口もきれいで音もしずかです。
次にハイコーキー様から、スパーチップソーです。
こちらも惹かれるネーミングをしております。
やはり切れ味はなかなかのものらしいです。
こちらも初心者の方が使われても特には問題はなさそうです。
ハイコーキー様からはこちらの、スーパーチップソーです。
アルミ材や木材でもよく切れると評判です。
最後に
今回はチップソーについて、私見を述べさせて頂きました。
丸ノコチップソーに限らず、電動工具は自分の使用目的にあった物を購入しましょう。
自宅でのDIYは慣れてくれば非常に楽しいものです。
レベルアップをして次の電動工具を購入しましょう。
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